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| 2010年04月08日 | 吉田正教授・矢谷慈國教授 退職記念講演会を開催しました |
社会学部のこだわり
私たちの日常には「ムダなもの」「無意味なもの」「わけのわからんもの」だとして隅っこに追いやられているものが沢山ありますが、そんなものへの好奇心を大切にすること=「あそびの精神」から追手門の社会学は始まります。
ムダ・無意味・正体不明なものへの好奇心を大切にする「あそびの精神」が、社会学科の基礎となっています。授業でとりあげられるのは、ヴィレヴァン、デュルケム、大人カワイイ、未来人など多彩です。サブカルチャー論、スポーツ社会学、メディア文化論、宗教文化論、家族文化論などの他、自慢のゼミ(1~4年)があります。
これらはゼミ募集のときに先生たちがつかったキーワードです。あるゼミの紹介文はこんな感じ。―「あたまでっかち」という言い方があります。通常は「あたまでっかちの人間になるな」というように悪い意味を込めてつかわれます。いいじゃないですか、なれるもんならなってみたくありませんか、あたまでっかちの人間に。
社会学科の一番のウリは少人数のゼミ(自分で希望して所属する、大学ならではのクラス)、「学生と先生」の距離の近さ(でも、べったりではありません) も、ちょっとした自慢です。ゼミはイベントにあふれ、「いつでも、何度でもデビュー」できるチャンスがあります。さて、あなたはどのゼミを選びますか。
高校までのように先生は職員室にはいません。みんな研究室とよばれる各自の部屋を持っています。先生たちの研究室をのぞいてみてください。書棚に並ぶ本のタイトル、机の上にある「わけのわからん」モノの数々。ホスピタリティ(おもてなしの心)あふれる研究室は、みなさんを「知的な楽しみ」の世界につなぐメ ディアです。
「居場所」とは、友だちとお茶を飲みながらマッタリできる場所に限りません。「ハミった感」や「なんかちがう」を抱えている人を受け入れる、そんな雰囲気のことでもあるのです。「何者か」になる前に、この雰囲気のなかで、「楽に生きる」「何者にもならない」方法を考えてみるのも悪くはありません。
入学初日のゼミ選びから社会学科のイベントは始まります。ゼミでのたこやきパーティ、流しソーメン、水鉄砲にピクニック。こうしたイベントのなかで学生は先生や仲間との「距離のとり方」を学んでいきます。イベントの総仕上げは4年次の卒論です。この「お祭り」のために4年間のゼミがあるといっても過言ではありません。