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▲アジアの風~アジアからの通信5 TY生

(アジア学科4回生のYTさん旅日記)

 10月14日、インドに入りました。
  
 さっきまでジロジロ見られてた視線がなくなって安心したような、寂しいような。

 今インドのコルカタでボランティアしてます。 
 あの有名なマザー・ハウスで。
  
 久々のボランティア。
  
 自分の持ってた「ボランティア」に対する考え方が少し変わってるのに気づきました。
  
 それでも、また違った視点から考える力を得たみたいでちょっとうれしいです。
  
 体を使うのがうれしくて、「体力ない」と言ってる割に仕事になると以外とタフだと悟りました。
  
 今はハンディー・キャップのあるおばーちゃんがいる所(プレムダン)とハンディーキャップをもった子供の家(ダヤダン)に行ってます。
  
 プレムダンは仕事の大半が洗濯で重労働です。
  
 ばーちゃんたちとの触れ合いも他の施設に比べれば少ないと思います。
 でも、だからこそ触れ合ったときの喜びが大きくもあります。
  
 重い洗濯物の入ったバケツを屋上まで運ぶ。
 初日は10往復い以上しました。
  
 でも、屋上に待機してるばあちゃんたち(洗濯干す係)にからまれる(からむ)のがすごく面白い。
 だから何度も何度も上ってしまう。
  
 3日しか行っていないのに顔を覚えててくれて笑顔で手をさし伸ばしてくれる人がいます。
 すごくすごくうれしくて。
 
 ダヤダンは子供たちの食事補助や遊んだりします。
  
 言葉を持たない子がほとんどで、彼ら一人一人の行動や表情を読む必要があります。
 ご飯をあげるとすごく暴れだす子がいました。
 彼は椅子に紐でくくりつけられていました。
 全力で暴れるので、その必要があったのです。

 暴れる彼を見て
 「ご飯がのどにつまって苦しいの!?」
 と、本気で心配しました。
  
 でも、それがうれしいという表現だとわかるとこっちまでうれしくなってどんどんご飯を口に運んでいきました。
  
 子供にしろ、ばーちゃんたちにしろ食事のときはとても素直です。
 「食べる?」
 「おかわり?」
 「もういらないの?」
 というと、ほとんど頷いたり、「いやいや」と首を振る。
  
 コルカタではまだベンガル語が通じます。
 わからない単語があったりすると日本語で話しかけます。
  
 それでも、食事のときは通じてしまうから不思議です。
 「あーん」から始まり 
 「食べないと大きくならないぞ」
 「おー、おっきいお口!もう一口!」
 「あと一口」
 などなど。
  
 傍から見てると独り言にしか聞こえません。
 でもやってて、楽しかったです。
  
 日記を書いてて思ったのが1日1回は「うれしい」や「幸せ」と感じていること。
 もしかしたら、日本でもそうだったのかもしれません。
 気づいていなかっただけなのかもしれません。
  
 だから帰国してからも「良いこと」探しは続けたいです。
  
 あと、これを人に適応できたらいいなと思います。
  
 今やってるのはボランティアというよりも、今回もまた「勉強している」という気持ちのほうが大きいです。
  
 ボランティアに対する考え方は人それぞれだと思います。
  
 私にとっては「与える」のではなく「与えられる」場です。
  
 だからまだまだ見て、感じて、考えます。
  
 それが私のボランティア。
  
 特にインドは考える対象がたくさんあって、それがまた面白いです。
  
 もう数日しか居られないんでいっぱい体を動かして、いろんなことを考えようと思います。
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