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追手門学院創立130周年記念式典まであと XX

博士後期課程


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博士後期課程 (2017年4月開設)

求める人材像

心理学研究科では

  1. 心理学について強い問題意識を持ち、高度な心理学の専門知識・技能を備えた職業人をめざす人
  2. 生涯にわたり学習しようとする意欲を持ち、多様な心理学的事象に関して社会に貢献しようとする熱意を有する人
  3. 専門研究者を目指し、心理学の各分野の実証的研究をふまえて、多角的・総合的視点から研究を行うのに適した資質を持つ人

それに加え、博士後期課程では

  1. 心理学における高度な専門的知識を有するだけでなく、心理学の先端的な研究方法と対応スキルを持ち、実践することができる
  2. 幅広い観点から、心理学研究の発展に寄与するような教育研究に携わることができる
  3. 心理学及び関連領域において幅広く貢献する高度心理専門職業人の育成に資する人材の育成に携わることができるなど教育・研究に携わることを目指している人

各研究部門の主要テーマ

認知・脳科学領域研究部門

歴史的には認知科学や認知神経科学は、主に知の解明を目指して研究が進められてました。しかし、近年は知・情・意の統合やそれらの身体的行為との相互作用に人間の認知活動の本質を捉えるような、より総合的な観点からの研究が主流になりつつあります。本研究部門においては、このような研究の進歩を背景に人間の持つ高度なコミュニケーション機能に焦点を当て、それらの特性や機能を明らかにし、さらには脳内のメカニズムの解明やその理論化を目指します。またこれらの基本機能の学習による変容過程を解明し、知・情・意の統合の障害を基盤とするさまざまな疾患系の病態メカニズムおよび援助方法への適用法を探ります。

担当教員:乾 敏郎、吉村 晋平

発達心理学・発達支援領域研究部門

従来、人間発達にかかわる研究は、心理学、医学、教育学等の人文社会科学領域で主として担われてきました。しかし、近年では、生物学、認知科学、認知神経科学はもちろんのこと、進化学、工学、環境科学の幅広い分野の新たなパラダイムにかかわって大きな関心がもたれています。総合的な理解のためには学際的な協働が不可欠となっていますが、他方、一人ひとりの個人の全人的な発達への理解を主眼とする臨床発達心理学のアプローチが現実生活のなかでますます重要性を増しています。本研究部門では、社会の中で人間関係を育みつつ生きる個人の心の育ちに関わるテーマを多角的にとりあげ、その実相を科学的実証研究によって解明することを目指し、発達支援の科学的基礎の解明と諸成果の実践への適用法を探ります。

担当教員:竹下 秀子(2017年4月着任)、大神田 麻子

社会心理学・集団力学領域研究部門

本研究領域ではこれまで主に、個人の行動と社会環境との関係に焦点を当て、個人対個人、個人対集団、集団対集団の相互影響過程についての研究が行われてきました。しかし近年は、一方で人間行動の非意識的なメカニズムに対する関心の高まり、神経科学領域との連携、身体化された知覚研究の隆盛などの影響を受け、個人のマイクロレベルの反応と対人関係や集団行動との関連の検討が進んでいます。また他方では、文化心理学や行動経済学、社会関係資本論などの枠組みを取り入れることで、よりマクロな諸側面との関連への関心も同時に高まっています。本研究部門においては、このような研究パラダイムの転換を踏まえ、人と社会の間の重層的な影響過程の解明と包括的な理論化を志向した教育研究に取り組みます。

担当教員:浦 光博、金政 祐司

これら3つの研究部門は図1に例示したとおり、相互に独立したものであると同時に共通したテーマに取り組みうるもので、その為の方法論も共有しています。このような研究領域間の独立性と共通性についての理解を深め、各自が基盤とする領域についての高度な専門性と、多分野にまたがる幅広い知識、そしてそれらを統合的に捉えうる総合性を涵養するため、以下のような教育課程によって研究指導を行います。