「公認心理師」資格取得について

万全のカリキュラム、経験豊富な教員のサポート

追手門学院大学心理学部・大学院心理学研究科では国家資格である公認心理師の養成に万全の体制で臨みます。国家試験の受験資格を得るためには学部で25科目、大学院で10科目を修める必要がありますが、本学では学部・大学院ともにこれら全ての科目が履修できるカリキュラムを用意しています。また、これらの科目のうち学部の「心理実習」では80時間以上の実習が、大学院の「心理実践演習」では450時間以上の実習がそれぞれ必要ですが、どちらも経験豊富な教員による十分なサポートが受けられます。

大学院すべてのコースで「公認心理師」資格の取得が可能

大学院心理学研究科臨床心理学コースはこれまで日本臨床心理士資格認定協会第1種指定校として臨床心理士の養成に努めてきましたが、2018年度以降は臨床心理学コースで学ぶことで臨床心理士と公認心理師のダブルライセンスの取得も可能になります。また、生涯発達・生涯教育心理学コースでは公認心理師に加えて、臨床発達心理士(臨床発達心理士認定運営機構)と学校心理士(学校心理士認定運営機構)の資格取得を可能にする科目を配置しています。さらに、社会・環境・犯罪心理学コースでは公認心理師(国家資格)の受験資格に対応するカリキュラムを、主に司法・矯正及び更生保護の場で活躍できる専門家を育成する立場から充実させています。

臨床心理学コース

臨床心理学コースは日本臨床心理士資格認定協会第1種指定校として認定を受けています。加えて、公認心理師(国家資格)の受験資格を満たしたカリキュラムを 2018年4月から提供します。本コースでは、国家資格として必要となる医療・福祉・教育・司法・産業の5領域での外部実習および附属心の相談室でのケース実習を用意しています。公認心理師カリキュラムで規定されている実習・演習時間は450時間ですが、本コースでは臨床心理士としての実習も重視し、3ケース以上の担当、臨床心理士による面接の陪席、学外スーパーヴィジョン等の時間を加え、計700時間以上の実習・演習カリキュラムを用意しています。また、来談者中心療法、精神分析・分析心理学、認知行動療法の3技法の関わり方や実践例を深く、バランスよく学べるよう、その技法を用いて臨床実践を行っている教員の講義時間を多めに設置しています。本コースでは、心理学の基礎知識や技能を臨床実践に応用できる公認心理師の国家資格取得を目指すのみならず、心理臨床家として必要となる高度な心理療法技法や臨床心理アセスメント能力の育成を目的としたカリキュラムが用意されています。

生涯発達・生涯教育心理学コース

生涯発達・生涯教育心理学コースでは、国家資格である公認心理師受験資格に対応するカリキュラムを、臨床発達支援や学校教育の場で活躍できる専門家を育成する立場から充実させています。公認心理師の資格取得に備えるだけはなく、臨床発達心理士(臨床発達心理士認定運営機構)、学校心理士(学校心理士認定運営機構)の資格取得を可能にする科目を、当該領域の高度な心理学的専門知識・技術を修得できるよう配置し、修了者が「生涯にわたる発達や教育に強い」専門職業人として活躍することを目指しています。各資格の取得に必要な実習については、学外の保健医療、福祉、教育およびその他関連施設と提携して実施でき、コース教員が携わっている認知・脳神経科学研究領域、発達心理学・発達支援研究領域、教育・学校心理学研究領域の基礎研究の確かな学的基盤に基づいた実践を、臨床発達や学校教育の場で展開するための方法論を学びます。高度な分析・実務能力を備え、臨床実践で直面する問題の解決を図りながら、人々の健やかな発達と暮らしを実現する社会の発展にむけて貢献できることが私たちの願いです。そのために多様性を尊重し、他者と繋がって生きること、創造性や人間的教養を有する市民であることに向けた学びも追求していきます。

社会・環境・犯罪心理学コース

社会・環境・犯罪心理学コースでは、公認心理師(国家資格)の受験資格に対応するカリキュラムを、主に司法・矯正及び更生保護の場で活躍できる専門家を育成する立場から充実させています。また、生涯発達・生涯教育心理学コースとコラボレーションすることで、臨床発達心理士(臨床発達心理士認定運営機構)、学校心理士(学校心理士認定運営機構)の資格取得を可能にする科目も修得することが可能です。本コースでは、各種講義を通して公認心理師に必要とされる知識の修得を行うことはもとより、生涯発達・生涯教育心理学コースと同様の各種外部機関での実習を通して、臨床実践に関するトレーニングを行います。特に本コースの特徴は、(1)公認心理師科目に加えて、社会心理学、対人行動学、集団力学、犯罪心理学の専門家が、司法・矯正及び更生保護領域に応用できる高度な知識を提供することによって、専門性の高い人材を育成します。また(2)臨床実践のみならず、最新の実証的研究手法を深く学ぶことを通して、各種心理療法の効果測定など、自ら実証的に研究するスキルを修得します。すなわち、本コースでは、臨床実践と実証研究とを両輪として、司法・矯正及び更生保護の場で活躍できる、より高度な専門職業人を育成することを目指しています。