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2023年度学位授与式を挙行
掲載日時:2024年3月21日
 

 2023年度学位授与式を茨木安威キャンパスで挙行し、学部・大学院生合わせて1963人が追手門学院大学を卒業しました。
 今年度は6学部3研究科が午前と午後の部に分かれ式典を行い、午前の部では、卒業生総代の心理学部 心理学科の伊藤大樹さんと心理学研究科 心理学専攻の立松欣樹さんに、午後の部では地域創造学部 地域創造学科の渡部旭さんと経営・経済研究科 経営・経済専攻のLIU YIHU(りゅうぎこ)さんに真銅正宏学長から学位記が手渡されました。



(午前の部)卒業生総代で学位記を受ける心理学部の伊藤 大樹さん

 

 真銅正宏 学長は式辞で本学1期生で芥川賞作家である宮本輝さんが卒業後の大変な時期を、小説を書き続けることで乗り越えたことに触れ「みなさんも宮本輝さんの小説執筆を続けることができた何かを探しあて、ぜひそれを続けてください。」と話しました。
 また、宮本輝さんの著書「錦繡(きんしゅう)」から主人公の亜紀が父から「人間は変わって行く。時々刻々と変わって行く不思議な生き物だ」と言われ、彼女が考え話した「何が何でも『今』を懸命に真摯に生きるしかないではありませんか」という一節を紹介し、「追手門学院大学で学んだことを忘れず、これからも一生何かを学び続けてください。学ぶことを忘れたらいつでもここに確かめに帰ってきてください。ここは皆さんの母校ですので」とはなむけの挨拶をしました。




式辞を述べる真銅 正宏
学長

 

 田口順一 理事長はこれから社会に出ていく卒業生に向けて「門出の今日、少し立ち止まり、人生をかけて挑戦する高い志を立てていただきたい」と、小学校に3つのグローブを寄付されたメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手に触れ、高い志を掲げ努力をし続けていく大切さを話しました。
 最後に、卒業生に向け「諦めずに毎日努力し、前進していくことで様々な障害を乗り越え、社会に出て活躍し、豊かな人生を歩んでいってほしい」と激励の言葉を送りました。




祝辞を述べる田口 順一理事長



式典の様子①

式典の様子②