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法学部主催 講演会「法学部出身者の多様なキャリア~阪急阪神HDでのキャリアとこの先の夢・野望~」を開催
掲載日時:2025年6月12日

 5月22日、阪急阪神ホールディングスの人事総務室人事部人事課長の石村康二郎氏を講師に招き、「法学部出身者の多様なキャリア~阪急阪神HDでのキャリアとこの先の夢・野望~」と題する今年度第1回の法学部主催講演会を総持寺キャンパスで開催しました。

 最初に、石村氏は、阪急電鉄と阪神電気鉄道の経営統合により誕生した阪急阪神グループについて、阪急電鉄創業者の小林一三氏が生んだ、電車事業と沿線の住宅開発等をともに進める独創的なビジネスモデルが、都市交通事業、不動産事業、エンタテインメント事業、情報・通信事業へと多角的に展開したことを紹介しました。

 次に、石村氏は、法学部生時代に、法律系サークルで部長を務めてリーダーシップを経験し、法律学を通して論理的思考力を身につけ、アルバイトでオペレーション・経営の基礎を学んだとした上で、法務部門を志して阪神電鉄に入社してからは、その後に異動した人事部門でも法学部で得た論理的思考力が活かせることを知る一方、社内ベンチャー制度にも応募して事業を成功させた経緯等を語りました。

 さらに、石村氏は、自社のキャリア形成支援について、会社と社員が相互理解を深めてともに成長していくことを基本に、社員が高い目標に向けて前向きにチャレンジできるよう、さまざまな研修やプログラムが用意されていることを説明しました。

 最後に、石村氏は、自身のこの先の夢・野望を語った後、ナンバーワンは難しくてもオンリーワンにはなれる、「向き不向きより前向き」、「勝つまでやる。だから勝つ」等の好きな言葉を挙げ、若い学生諸君の可能性は無限大なので行動を起こして経験を、と呼びかけました。

 漫画やYouTuberの話も交え、学生からの質問にも丁寧に答えてくださる石村氏のお話を伺い、参加した約120名の学生たちは、各自の将来を考える重要な機会になった様子でした。