2025年7月23日、追手門学院大学茨木総持寺キャンパスにて、共創的研究推進センター主催による国際シンポジウム「人工知能・認知科学を応用した仮想空間インタフェース」が開催されました。
本シンポジウムは、カナダの名門ラヴァル大学との共同開催により実現したもので、AIと認知科学を融合した先進研究の成果共有と国際的な産学官連携の強化を目的としたものです。
真銅 正宏 学長
共創的研究推進センター長 金政 祐司 副学長
冒頭では、追手門学院大学の真銅正宏学長が開会の挨拶を行い、続いて共創的研究推進センター長の金政祐司副学長が、同センターの設立経緯や役割、文理融合型の研究推進体制について紹介。2025年に新設された共創的研究推進センターは、企業・行政・海外機関との連携やスタートアップ支援を通じて、学際的な研究成果を社会へ還元するハブ拠点を目指しています。
心理学部 丸野 進 教授
ラヴァル大学 Sébastien Tremblay教授
シンポジウムでは、本学心理学部の丸野進教授、ケベック州政府在日事務所のAdelie De Marre科学協力担当官、そしてラヴァル大学のSébastien Tremblay教授が登壇。両大学が共同で進めるプロジェクトの概要と研究成果について報告が行われました。
昼食を兼ねた懇親会では、参加者同士の交流が図られ、午後には個別研究テーマに関する成果報告とディスカッションも実施。仮想空間における人間の認知特性の解析や、AIによるインタフェース最適化といった先端的な議論が交わされました。
今回のシンポジウムを通じて、追手門学院大学とラヴァル大学との研究交流を深め、今後の共同研究や人材交流の展開が期待されます。