大阪城イノベーションヒルズ・アカデミー(OIA)2025の第6回講義を、12月20日(土)に開催しました。
第6回は実務家講師の講義を設けず、理論編講師による集中講義回として実施し、経営を多角的に捉えるための基礎理論と実践的思考力の深化を図りました。
当日は、以下の3名の先生方にご登壇いただきました。
『財務会計-経営状態を計数的に捉える』
宮宇地俊岳 (経営学部 教授)
財務諸表を用いて企業の経営状態を読み解く視点を学び、数値を通じて経営の実態や課題を把握する重要性について講義が行われました。経営判断における財務会計の役割を、具体例を交えて理解する内容となりました。
『戦略実現とマネジメント・コントロール』
井上秀一 (経営学部 准教授)
策定した戦略をいかに組織の中で実行に移し、成果につなげていくかをテーマに、マネジメント・コントロールの考え方を解説。戦略と現場を結びつける視点について、受講者は理解を深めました。
『コンサルテーションのスキル ― “本音と情報”を引き出す「聴き方」―』
長岡千賀 (経営学部 教授)
グループワークを交えながら、相手の本音や背景にある情報を引き出すための「聴き方」を体験的に学びました。経営や組織運営において不可欠な対話力について、実践的な気づきが得られる講義となりました。
第6回講義では、経営を「数字」「戦略」「対話」という異なる視点から捉えることで、受講者が自身の思考の幅を広げる機会となりました。

今後の講義では、これらの理論を実務に結び付ける学びへと展開していきます。
今後のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。








