2026年2月26日(木)茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」にて、地域スポーツ人材育成コンソーシアム主催によるシンポジウムを開催。
「トップレベルで戦い続ける『準備力』と『思考法』」とのタイトルで、Bリーグチームの大阪エヴェッサから今野翔太GM(ゼネラルマネージャー)と竹内譲次選手をゲストにお迎えしました。
当日は、市民の皆様をはじめ、小・中学生や大学生など約50名の方々にご参加いただき、会場は熱心に耳を傾ける参加者の熱気に包まれました 。
ディスカッションには、本学社会学部教授・スポーツセンター所員の馬込卓弥氏、および同准教授・同所員の植松梓氏も登壇し、専門的な知見を交えながら今野GMや竹内選手との議論を深めました 。質疑応答では、事前に参加者から寄せられた質問コメントに回答いただきました。
終了後には、参加者の皆様との記念撮影も行われ、約1時間という短い時間ではありましたが、和気あいあいとした雰囲気の中でイベントは締めくくられました 。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
(今野翔太GM)
(竹内譲次選手)
【ゲスト語録】
以下に、お二人のゲストのコメントをいくつかご紹介します!
●身体ケア・パフォーマンスの維持
竹内選手「調子が悪い時ほど動作をショートカットしがちで、そんなシュートは入らない。足を使えているかなど、基本を確認して原因を突き止めることを意識していた」
●怪我やスランプの時に
今野GM「(怪我の時は)プレーができなくても、映像を見ることや、体育館でポジティブな声をかけ続けることでチームに貢献できる。ケアをしながら、チームメイトにどう貢献し、自分はどう成長するかを考え続けた」
竹内選手「(アキレス腱断裂で約7カ月離脱した際)外からゲームを見ることでバスケットに対する知識が深まり、復帰後にこのチームで何をすべきかのイメージが明確になった。7カ月プレーできないことはマイナスだけではなかった」
●スカウトの視点
今野GM「(育成・スカウトの基準は)もちろん技術もあるけれど、人として積み重ねができて努力できるかという、人間性を重視する」
竹内選手「遠慮がちな選手は選ばれづらいと感じる。トップでやってきた選手は、”我”を出して自分をしっかりアピールする」
今野GM「その”我”を、どうコントロールしているかを見たいと思う」
●個と組織
竹内選手「組織が自分に何を求めているかを理解し、自分がこういう準備をすることがチームにとってプラスになるなと、うまくはめ当てていくようにしている」
今野GM「個人の意識の高い準備が、組織の準備や勝敗につながるし、逆もしかり。(中略)選手の時の気持ちも分かるので様子を見過ぎてしまうところもあるが、干渉しすぎず、任せるバランスを探っている」
●ジュニア期のこと
竹内選手「(中学生時代に)バスケ部に新しい顧問が来てくれていろんな技術や新しいことを教えてくれた。練習がとても楽しかったし、中3からすごく上手になれた。いい選手になるきっかけだった。いい指導者に教えてもらえたのは大きい」
今野GM「(自分は)小学校の頃とかは下手で、試合も出られなくてシュートも入らない。でもコツコツずっと積み重ねて、努力を大事にして、ステップアップしてきた。今うまくいかなくても悲しまないで、自分がどういう選手になりたいか考えて目標に向かって努力して、積み重ねる。必ず結果が出るわけではないが、そのプロセスに誇りが持てるので、やりきってほしい」
●トップで戦い続ける難しさと喜びとは
竹内選手「年齢を重ねてきて難しくなったプレーもあるが、今の自分に何ができるか、違う方法があるかなど、切替えている。でもポジティブな部分と弱い自分が結構今でも戦っていてそれは難しいところ」
竹内選手「新しい技術を学んでそれがうまくいった時の喜び、楽しさが継続のエネルギーになっている」
今野GM「コーチやチームが求めることを常に問い続けて、自分の役割を探して取り組むことが、難しさであり、楽しさ、喜びであり、それを達成していい戦績やシュートなどにつながれば、大きな喜びとなって返ってくる」
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本件に関するお問合せは
スポーツ研究センターまで
sports@otemon.ac.jp








