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【法学部】法学部生が茨木市の浪速少年院を参観
掲載日時:2026年3月23日

2026年3月5日(木)、法学部の刑事法系ゼミ生を中心に刑事法科目の受講生22名と引率教員3名(道谷卓教授、小田直樹教授、安田理恵准教授)の合計25名が、課外授業として、本学が所在する茨木市の浪速少年院を参観しました。法学部が開設されて、矯正施設(刑務所、少年院など)を参観するのは今回が初めてです。少年院は家庭裁判所の決定で保護処分として送致された少年を収容する施設で、おおむね12歳から20歳までの少年を収容しています(16歳未満の受刑者を収容することもあります)。なお、家裁による少年院送致は、刑罰ではなく、国親思想に基づく保護処分としての矯正教育という位置づけにあります。

今回訪れた浪速少年院は、犯罪傾向の進んでいない概ね12歳から23歳までの少年を収容している第1種少年院で、定員93名(参観当日は91名収容)の大規模少年院です。この日の参観では最初に、会議室で教務担当統括専門官から少年審判手続きや少年院とそこで働く法務教官の概要などを丁寧に説明していただきました。そのあと、普段は立ち入ることが出来ない処遇区域へ入り、少年が日常の生活を送っている「寮」、職業指導を行っている「実習施設」、「体育館」などを順次見学し、少年院の様子を目の当たりにしました。参観の最後は会議室に戻り、二人の法務教官が加わって2グループに分かれてグループディスカッション形式での質疑応答が行われました。参加した学生からは、法務教官になろうとしたきっかけややりがいなど多くの質問が寄せられ、それに対して懇切丁寧に回答していただき、充実した参観となりました。

参加した学生の中には刑事司法に関わる職業を目指すものもいて、矯正施設の参観に行くと、将来の進路に関してモチベーションが上がるようです。「刑事政策」の授業の中で、矯正施設についても講義していますが、「百聞は一見に如かず」、施設参観は、教室内での説明より何倍もの教育効果があります。
法学部では、今後も、このような矯正施設の参観を行っていきたいと思います。