プレスリリース No.33
2025年11月20日配信
追手門学院中・高等学校 英語科による公開授業を実施
中高大連携で英語教育の新たな在り方を探る
探究的な学びを基盤に、未来社会を築く力と主体的に行動する力を育む追手門学院中・高等学校(大阪府茨木市、校長:木内 淳詞)は、12月16日(火)に教育関係者を対象とした英語科公開授業を開催します。
本公開授業は、これまでの英語教育を振り返り、教員間で授業設計の在り方を共有するとともに、同じ課題を持つ教育関係者との対話を通じて、今後の英語教育の方向性を共に考えることを目的としています。
当日は、中学生および高校生の英語授業を公開したのち、参加者との討議を実施します。討議には、追手門学院大学 国際学部の松宮新吾教授(博士:学校教育学)を助言者として招聘し、初等中等・高等教育を接続した形で意見交換を行います
チラシ
追手門学院中・高等学校では、これまで教員個々の裁量に委ねられがちだった授業設計を見直し、教科全体で明確なゴールを共有することで、生徒に一貫した学びを提供する「組織的な指導体制」への転換を進めてきました。
まず、「どのような力を『学力』と呼ぶか」という共通理解を持ち、生徒が卒業時に自らのアイデンティティを確立できる状態をゴールに設定。6年間(中学3年+高校3年)を逆算して設計した独自カリキュラムを展開しています。正解を探す力のみではなく、AI時代に求められる「問いを立てる力」をも育むことで、生徒一人ひとりが自らのアイデンティティを築き、社会を自ら切り拓く人材を育成する教育モデルを推進しています。
当日は、中学2、3年生と高校1、2年生の英語の公開授業を行ったうえで、授業の意図や成果、現在の取り組みを共有し、参加者の方々と討議を行います。今回の公開授業は、こうした取り組みを外部に共有し、全国の教育関係者と「対話」することで、授業やカリキュラムの更なる発展を目指します。追手門学院大学 国際学部の松宮教授を助言者として迎えることで、研究領域の知見も取り入れながら、教育の接続・発展について多角的に議論を深めます。
【追手門学院中・高等学校 英語科公開授業】
■テーマ:アイデンティティを探究する学びのデザイン 〜生徒のペルソナを育む英語科の挑戦と中高大連携〜
■日 時:2025年12月16日(火) 13:35~17:00(受付開始 13:10) 13:35~14:25 中学2,3年生授業 / 14:35~15:25 高校1,2年生授業 / 15:35~17:00 討論会
■場 所:追手門学院中・高等学校 (〒567-0013 大阪府茨木市太田東芝町1-1)
■対 象:校種を問わず、すべての教職員、教育委員会やその他教育関係者
■申 込:以下のフォームから事前にお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeX9DtOsqsjNjloPspQ-fsznDiG2SmPEsBCr8Yp7AJqaRaj6w/viewform?usp=header
▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院大学 広報課 蛯原 織田
TEL:072-665-9166
メールアドレス:koho@otemon.ac.jp








