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茨木市×追手門学院大学法学部連携講座(2025年12月~2026年3月)開催!

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2026.03.31

法学部は、茨木市立生涯学習センターにおいて、2024年7月以来となる茨木市×追手門学院大学法学部連携講座を開催し、井村真己教授「労働法における『労働者』とは誰か」(2025年12月19日)、志賀典之准教授「著作権法をめぐる最近の話題」(2026年2月25日)、服部高宏教授「法と法的思考への誘い―法学入門―」、以上3回の講座を開きました。

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井村真己教授

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志賀典之准教授


まず、井村教授は、Uber Eatsの配達員が配達中に怪我をしたら労災保険法による補償を受けられるかと問いを立てた上で、同じく労働法体系に属する法律でも目的により労働者の定義が異なること、労働者性は使用者の指揮監督関係の有無や報酬の労務対償性等の基準により判断されること、労災保険法は労基法の災害補償責任を社会保険化したもので労働者でない者に特別加入制度を用意していることなどを説明し、上記設問への一般的な回答を導きました。

また、志賀准教授は、SNS、写真や動画の利用にかかわる具体的事例などを織り交ぜつつ、著作権法の全体像を解説した上で、生成AIと著作権の問題の問題を取り上げ、AI生成物には著作権はないと一般化してよいか、AIにデータを学習させることは現行法上違法か適法か、生成AIの出力結果が他人の著作物と類似した場合に著作権侵害になるか等について説明し、講演後に寄せられた質問にも丁寧に答えました。

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服部高宏教授

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講演に聴き入る受講者(志賀准教授の講座)


最後に、服部教授は、追大法学部の1年生向け「法学入門」で自身が担当する初回授業における取組みを紹介しながら、初心者に法にとのように向き合ってもらいたいかを説明しました。また、授業で取り上げた茨木市の条例を素材とする学習課題に加え、今年4月1日施行の自転車についての交通反則通告制度導入に注目し、それが道路交通法にどのように規定されているかを確かめることで、法の仕組みや思考方法への興味を促しました。

一部を初めて夜間に開講するなどの工夫を施した通算11~13回目となる今回の講座も、たくさんの方々に熱心に受講していただきました。法学部は今後も地域貢献に努めます。