気をつけよう学生生活

キャンパスマナーを守ろう!

本学では、学院の教育理念である「独立自彊・社会有為」な人材を社会に送り出すため、全ての学生が学生生活を送る上で守るべき必要な事項について定めた、「追手門学院大学キャンパスマナーに関する指針 」を制定し、大学内及び大学周辺の喫煙や無許可での自動車通学、キャンパス内での迷惑行為を禁止しています。違反者には保証人等を交えての指導や学則に基づく懲戒処分となることがありますので十分に注意してください。全ての学生が快適な学生生活を送れるよう、皆さんのご協力をお願いします。

違反回数 罰則
1回目 注意・指導の上、保証人等への文書による通知
2回目以上 学則第64条による停学処分

キャンパス内及びキャンパス周辺は全面禁煙!!

茨木総持寺キャンパス・茨木安威キャンパスともに構内及びキャンパス周辺での喫煙は厳禁です。これに違反した時は、保証人等を交えての指導や学則に基づく懲戒処分を受ける場合があります。
また、20歳未満の者の喫煙は 法律で禁じられています。本学は20歳未満の者の喫煙に対して厳罰をもって臨みます。
※「喫煙」には電子たばこや加熱式たばこも含みます。

タバコは毒ガス発生器

タバコの煙には、4,000種類もの科学物質が含まれています。その中での主な有害物質は・・・

  • ニコチン ・・・ 青酸カリより強烈な毒性をもつ。
  • タール ・・・ 肺がんなどの発ガン物質を含む。
  • CO ・・・ 自動車の排気ガスと同じくらいの濃度。

特に喫煙開始年齢が低ければ低いほど健康への悪影響が大きく現れます。また、長年の喫煙も非常に有害です。タバコの煙に含まれるニコチンは依存性が高く、止めにくいことも広く知られています。吸うのを止めるよりも、始めから吸わない方が簡単です。
また、タバコには受動喫煙の問題があり、タバコを吸わない人がタバコの副流煙を吸い込んでしまうことで、喫煙者と同じかそれ以上の有毒な物質により悪影響を及ぼします。

気をつけよう急性アルコール中毒。20歳未満の者は絶対に飲まない

20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。
20歳未満の者に飲酒を強制してはいけません。先輩や友人からお酒をすすめられても20歳未満の者なら断る勇気を持ちましょう。
クラブやゼミなどのコンパで、飲酒の機会が多くなると思います。日頃飲み慣れていない人が自分の適性ま酒量も分からずに暴飲したり、短時間の多量の飲酒によって急性アルコール中毒になることがあります。場合によっては死に至ることもあります。飲み過ぎや “イッキ飲み”など無理な飲み方をしないよう注意してください。
また、飲み過ぎだけではなく“飲ませ過ぎ”が原因になることもありますので、無理に飲ませることはしないでください。

大麻・ドラッグ等の薬物には絶対に手を出さない

最近、学生による大麻等の薬物所持や使用が発覚し、大麻取締法違反等で逮捕される事件が多発しています。
薬物に関する誤った認識から軽い気持ちで手を出してしまうケースがあるようですが、薬物の乱用は法律で禁じられた犯罪行為であり、許されるものではありません。
また、一度手を出すと依存症に陥り抜け出せなくなってしまうなど、健康上も大きな被害をもたらします。 薬物に関する正しい認識を持ち、決して手を出さないようにしてください。

危険ドラッグの危険性

危険ドラッグ使用によって、覚醒剤などと同様、幻覚や意識障害などの作用や、嘔吐、頭痛、手足のけいれんなどの症状が現れ、救急搬送される事例が起きています。また、使用後に自動車を運転し、第三者を巻き込む交通事故が発生しています。

ストーカー被害に遭わないために

ストーカーとは

被害者につきまとうなどして、被害者の身体や自由、名誉などを著しく害する危険性の高い行為をする者です。

ストーカー行為の特徴

  • つきまとい、待ち伏せ、押しかけ
  • 面会、交際の要求
  • 無言電話、連続した電話、メール
  • 名誉を傷つける
  • 監視していると告げる行為
  • 乱暴な言動
  • 汚物などの送付
  • 性的羞恥心の侵害

ストーカー被害にあわないためには

ストーカーは相手のプライベートを知ろうとします。生活パターンを読まれないようにしたり、住所・氏名・電話番号等の個人情報が分かるものは細かく切って捨てたり、厚手のカーテンをひくなどしたりして、プライバシーを守ることが大切です。

ストーカー被害を受けていると感じたら

自分だけで解決できる問題ではありません。不安や恐怖を感じたら、 早めに 家族や友人、学生支援課に相談してください。必要に応じて、警察にも相談してください。
些細なことでも「いつ、どこで、どのような被害を受けたか」を記録しましょう。メールやLINE画面のスクリーンショットを撮り保存するなど、やり取りを記録しておくことが重要です。警察や弁護士に相談する際の資料として役立ちます。

加害者にならないために

ストーカー問題において重要なことは、”相手がどのように感じるか”です。自分の行為によって相手に嫌悪や恐怖を感じさせていると思ったら、すぐに止めましょう。また、何かに夢中になると誰しも自分のことや周囲のことが見えなくなってしまうことがあります。悩みがある場合は、一人で抱えず、学生支援課に相談してください。
相手が自分を避けていると感じることがあれば、今まで通りにふるまうのではなく、まずは自重しましょう。

SNSと上手くつきあおう

近年、SNS(LINE・Facebook・X(旧Twitter)・Instagram 等)が普及しています。SNSは便利なコミュニケーションツールである一方で、利用の仕方次第で危険もあります。例えば、匿名投稿であっても個人を特定したり、個人の属性を推測したりすることが可能であり、何気なく書き込みをしたために、事件に巻き込まれてしまうことがあります。
また、投稿内容を他人がコピー、転載できてしまうことから、完全に消去することは不可能とも言われています。軽率な書き込みが、自分では想定できないほど重大なトラブルとなり、不利益を被る場合もあります。
人を脅迫したり、名誉や尊厳を傷つける記載やプライバシーに関する記載をしたりすることは絶対にしてはいけません!ネットに書き込まれた事実が証拠となり、訴訟問題や事件に発展するケースがあるので注意が必要です。

トラブルを避けるためには…

  1. 他人の悪口や、失礼なことを書かない。自分に関係があるものへの中傷は無視する。
    (自分で反論したり、情報を公開したりして他人の反論を誘うのもNG)
  2. 自分の居場所に関してや、自分に繋がりそうなことを書かない。
  3. 事実かどうかわからない情報を広めない。

気をつけよう"うまい話"

学生を狙った詐欺まがいの「悪質商法」が多発しています。これらの「悪質商法」は、学生の社会経験の浅さにつけこみ、「楽して儲かる」といった気持ちを起こさせ、時には脅迫まがいの方法で引き込んだりします。“隙あらば”といろいろな手口でたえず狙っています。次にあげるような「悪質商法」の他にも巧妙な手口の新たな商法も出てきています。各自、「うまい話」「楽して儲かる話」はありません。十分に注意してください。

キャッチセール商法

街で、「アンケートに協力してください」「お肌の無料診断をしてあげます」「モデルにならない?」などと声をかけてくる人がいます。少しだけと思って聞いているうちに、相手のペースに引き込まれ、高価な化粧品や会員権などの購入契約をさせられたり、思わぬ契約内容に同意させられたりします。後で、よく考えたら、〈自分ではとても払えない〉〈思っていた内容と違う〉ということになります。

アポイントメント商法

「あなたが選ばれました」「あなたに海外旅行があたりました」というメールや電話で営業所などに呼び出され、英会話教材や海外旅行クーポンなどを購入させられてしまいます。後で〈支払いに困ってしまう〉ということになります。

マルチ・マルチまがい・ネズミ講商法

「割りのいいアルバイトがあるよ」とか「絶対に売れるから販売員にならないか」などと誘われます。さらに「新入会員・販売員を紹介すればマージンがもらえるよ」などいかにも儲かりそうな話をしてきます。〈簡単に売れず困ってしまう〉ということになります。

かたり商法

市役所・消防署など公的機関の者であると称して、消火器などを売りつけにきます。実際に公的機関が訪問販売をすることはありませんので、おかしいと思ったら、その公的機関に確認してください。また、大学の指定を受けている会社だと称して、英語教材等を売りつけてくることもあるようですが、大学では、業者を指定することはありません。購入、契約の前に学生支援課に問い合わせてください。

ひっかからないための6カ条

  • 簡単にドアを開けずにまず聞こう「名前と目的」
  • うますぎる儲け話に落とし穴!
  • 勇気をもって、はっきり言おう「いりません!」
  • 一人で決めずに、家族・知人にまず相談
  • 簡単に書くな名前、押すな印鑑、じっくり読もう契約書
  • 頭を冷やしてよく考えよう。うまく使おうクーリング・オフ

もし、トラブルに巻き込まれたら

もし、みなさんがこのような問題に直面したら、ひとりで悩まずに学生支援課や学生相談室に相談に来てください。また、住所地の消費生活センターなどでも相談するとよい助言が得られます。なお、違約金を払わず、無条件で解約できる期間『クーリング・オフ』があることも知っておくとよいでしょう。

クーリング・オフとは

「特定商取引法」に基づき、一定の契約に限り、8日以内(マルチ商法では20日以内)なら無条件で解約できる制度です。クーリング・オフをする場合は、必ず書面で行い、証拠が残るように「内容証明郵便」で送るのが確実です。

大阪府消費生活センター

TEL:06-6616-0888
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2 丁目1-10 ATC(アジア太平洋トレードセンター)ITM 棟3階

茨木市消費生活センター

TEL:072-624-1999
〒567-8505 茨木市駅前3丁目8番13号 茨木市役所南館1階

「学生ローン」には注意を

いわゆる「学生ローン」は、利用手続きの簡易さから安易な気持ちで利用する人がいるようですが、ごくわずかな借金でも高金利支払いのため、返済額は雪ダルマ式に増えていきます。その返済のために他のローンも利用せざるを得なくなり、いつの間にか巨額の返済に追われ、本人の学生生活はもとより家族の生活にも深刻な影響を及ぼすことになります。
学生ローンは、学生証一枚で気軽に利用できるので、学生証を紛失した場合には、悪用されることもあります。くれぐれも学生証は失くさないように気をつけてください。

クレジットカードや電子マネーの使用に注意

いま、さまざまな会社から、多種類のクレジットカードや電子マネーが発行されています。クレジットカード等を使って買い物をする人も多くなってきました。しかし、クレジットカード等を使用するうえで見落としてはならない点も多くあります。大変便利に使用できますが、使い方を間違えれば思わぬ落とし穴にはまってしまいます。 何気なく使っていて返済できなくなってしまったり、無くしてしまって不正使用され、知らない間に多額の債務を負わされるというようなこともあります。最近、自己破産に陥る若者が増えています。クレジットカード等は、計画をもって使用するように心掛けてください。

アンケート等への協力はよく考えてから

しばしば街頭や駅構内で、よくアンケートへの回答や署名活動への協力を求め、住所や電話番号を書かせる人たちを見かけます。このようなアンケートの中には、あとで執拗な訪問や電話勧誘によって、高額な物を契約・販売したり、会員制クラブに入会させようとしたりして、不快な思いをさせられるものもあります。
また、知らないうちに何かの組織の仲間として登録されてしまうなど、思わぬ事態につながることもあります。
住所や電話番号は、大切な個人情報です。アンケートなどを頼まれた場合は、よく考えたうえで応じるようにしてください。

盗難に遭わないために

  • 遺憾ながら、大学構内において盗難が発生することがあります。持ち物から目を離したり、置き忘れなど本人のちょっとした不注意が原因です。図書館やトイレでカバンを置いたままにしたり、ロッカーの鍵を掛けないままにしたりということがないように、持ち物については各自が責任を持ってください。
  • 大学では盗難に対する捜査はできません。たとえ少しの間でも持ち物から目を離さないことを心がけてください。
  • 貴重品は必ず身につけておきましょう。
  • 自転車、バイクにはチェーン等丈夫なカギをかけましょう。

万が一盗難に遭ったら

学生支援課に届けてください。また、不審な者を見かけたら学生支援課もしくは最寄りの事務室に直ちに連絡してください。

防犯対策

大阪では、日々多くの強制わいせつ事件が発生しています。道路上や共同住宅での被害が多く、被害者の多くは10〜20歳代です。学生生活を安全に過ごすために、次のことに注意しましょう。

外出時

  • 暗い夜道の一人歩きは出来るだけ避け、人通りの多い道を選びましょう。
  • 注意力散漫になってしまうため、スマートフォンや音楽プレイヤーを歩きながら使わないようにしましょう。

帰宅時

  • マンションやアパートに入る前には、周囲に不審者がいないかを確認しましょう。
  • 自宅のドアの鍵を開ける際も同様です。
  • エレベーター内は密室になるので、見知らぬ人と二人きりにならないようにしましょう。

一人暮らし

  • 洗濯物はできるだけ外から見えない位置に干し、一人暮らしであることを気付かせないよう工夫しましょう。
  • 少しの外出でも必ず戸締りをしましょう。また、在宅時は鍵とチェーンをかけておきましょう。