「グローバルコミュニケーションスキル」プログラム
1.「グローバルコミュニケーションスキル」プログラムについて
プログラムの概要
多様な文化や視点を受け入れ、異文化環境下においても多様なステークホルダーとの円滑なコミュニケーションを通し、目的や目標を達成するための意見やアイディアを創出する力を獲得するプログラムです。プログラムでは、上の能力獲得に必要な基礎知識の学修と外国人とのコミュニケーションに挑戦する「異文化理解」と、海外渡航やオンラインでの協働を通して多様な外国人と高度なコミュニケーションを実践する「異文化実践」の2レベルに分かれています。このプログラムを通じて、異文化理解力や実践力を獲得し、卒業後のグローバルな環境での活躍を支援します。学修成果はオープンバッジとして証明され、キャリア形成にも活用可能です。
レベル | 対象 | 科目/要件の構成 |
---|---|---|
異文化理解 | 全学年 ※ |
〇科目 【国際学部国際学科科目】 ・「国際・地域交流論(基礎)」 【共通教育科目】 ・「Japan Program(Social Issues in Japan)1又は2」 〇要件(以下いずれかの資格を取得) ・「TOEIC700(TOEIC IP含む)」 ・「IELTS5.5」 ・「TOEFL iBT72」 |
異文化実践 | 全学年 ※ |
〇科目 |
※各科目の配当年次や各制度の参加条件による
2.グローバルコミュニケーション(異文化理解)
[異文化理解]レベルの学修目標
このレベルでは、以下の2つの目標達成を目指します。
・多様な出身国の学生と対話を行う際に前提となる近現代の国際情勢や地政学の知識と、世界から見た日本という視点を獲得する。(「国際・地域交流論(基礎)」)
・多様な出身国の学生との各国文化や各国事情の比較を題材としたディスカッションや対話において、異なる視点の受容や自己の視点の説明を行い、異文化間での円滑なコミュニケーションをとることができる。(「Japan Program(Social Issues)」)
[異文化理解]レベルの概要
このレベルは、基礎的な英語力を前提とし、2つの正課科目から構成されます。英語力に関する試験結果等を示し、且つ両科目を履修し単位を修得した者の内、希望者にたいして「グローバルコミュニケーション(異文化理解)」のオープンバッジが付与されます。
[異文化理解]レベルの修了要件
このレベルを修了するためには、2つの修了要件を満たす必要があります。このレベルへの参加のための申請等の手続きはないため、各自において試験の受験や、科目に定められた履修登録方法に従い科目の履修登録をしてください。
・英語力試験で以下のいずれかのスコアを獲得していること。
TOEIC700(TOEIC IP含む), IELTS5.5, TOEFL iBT72
・以下2つの正課科目について単位修得すること。
【国際学部国際学科科目】
・国際・地域交流論(基礎)
【共通教育科目】
・Japan Program(Social Issues in Japan)1又は2
[異文化理解]レベルの構成
以下の2科目から構成されます。
【国際学部国際学科科目】
・国際・地域交流論(基礎)
【共通教育科目】
・Japan Program(Social Issues in Japan)1若しくは2
〇シラバス
・国際・地域交流論(基礎)
・Japan Program(Social Issues in Japan)1
・Japan Program(Social Issues in Japan)2
3.グローバルコミュニケーション(異文化実践)
[異文化実践]レベルの学修目標
このレベルでは、以下の3つの目標達成を目指します。
・海外渡航・オンラインのいずれの場合においても渡航準備や渡航先機関とのコミュニケーションや対話を通して、外国人と信頼関係を構築し目標に向けて円滑に協働できる。
・出身が異なる外国人が多数の異文化環境下での対話において、自身の意見や思考を論理展開し説明・伝達できる。
・日本とは異なるコミュニケーション・行動様式が交わるストレス環境下において、意見や行動の相違点をその背景から理解し、多文化共生型の環境から、新たな意見・アイディアを創出することができる。
[異文化実践]レベルの概要
このレベルでは、[異文化理解]レベルで獲得した知識と経験を前提として、異文化環境下で実施される科目に参加し、多様なステークホルダーとコミュニケーションや協働を行います。以下の修了要件を満たした者の内、希望者には「グローバルコミュニケーション(異文化実践)」のオープンバッジが付与されます。
[異文化実践]レベルの修了要件
このレベルを修了するためには、以下に示される3つのうち、いずれかの要件を満たす必要があります。このレベルへの参加のための申請等の手続きはなく、各自において留学制度やオンライン科目履修制度の案内に従って適切に修了し要件を満たしてください。
1.「交換留学Ⅰ」または「交換留学Ⅱ」(共通教育機構の留学生専用科目)
大学の派遣交換留学制度に参加し適切に修了した際に認定される「交換留学Ⅰ」または「交換留学Ⅱ」の単位認定を受けること。
2.「国際体験Ⅱ」(※国際学部国際学科科目)
国際学部独自の留学へ参加し適切に修了した際に認定される「国際体験Ⅱ」の単位認定を受けること。
3.協定校オンライン科目の認定
本学の協定校がオンラインで提供する科目のうち、一定のリアルタイムのセッションを含む科目を履修し、単位修得すること。詳しくは、国際連携企画課まで問い合わせのこと。
[異文化実践]レベルの構成
以下の2つの認定科目及び協定校が提供する一定の条件を満たした科目から構成されます。
【共通教育科目】
・交換留学ⅠまたはⅡ
【国際学部国際学科科目】
・国際体験Ⅱ
【学外オンライン科目】
・本学の海外協定校が提供する、一定のリアルタイムのセッションを含むオンライン科目
〇シラバス
交換留学Ⅰ