学生を交えたプロジェクト

概要について

追手門学院大学では、地域との連携のなかで学生が積極的に関わるプロジェクトを実施しています。

プロジェクト一覧

見山の郷商品開発プロジェクト

 「見山の郷商品開発プロジェクト(略称:MSP)」は、本学の経営学部 村上喜郁ゼミを中心に活動している「「食」を通じた茨木エリアの活性化」を目指すプロジェクトです。農業(1次産業)に携わる人が、農産物を活用した商品を製造し(2次産業)、そして販売(3次産業)も行うという「6次産業」の推進で注目される茨木市の見山地区の「見山の郷交流施設組合」と協力し、活動を行っています。


 2014年には、「おうてもん赤しそ塩あんぱん」を初の商品化にこぎつけました。見山の特産品である「赤しそ」と「米粉」、さらに当時流行であった「塩パン」を組み合わせるという学生からの発案をもとに開発され、売り切れの日もあるほどの人気商品となりました。

 2015年度からは、見山の産物を利用した「野菜ジュレ」を提案し、この案が「平成27年度 茨木市産学連携スタートアップ支援事業補助金」に「若者向け地元産やさいを使った“やさいジュレ”の開発」として採択されました。大学祭他での試食アンケート調査、試作を重ね商品化が実現し、2016年9月には、「見山ジュレ 赤しそ味・ゆず味」の新発売キャンペーン・イベントを地元茨木市のイオンモール茨木で開催しています。

 また、2018年度の活動では見山の郷の設備・開発と研究発表を中心に行い、地元の間伐材を使った「ベンチ」の作成と設置、大学ホームカミンデーでの「研究発表」、「おおさか農空間づくりプラットフォーム」に学生がパネリストとして参加するなどの活動を行いました。

 2020年度は新型コロナの感染に配慮して、「家からも楽しめる見山の郷」をコンセプトに、YouTubeチャンネル「追家から見山チャンネル」を開設し、インターネット動画を通じて「茨木北部地域」の魅力発信をおこなっています。

■YouTubeチャンネル「追家から見山チャンネル」