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【法学部】2026年度 第1回キャリア支援講演会記録

2026.06.03

法学部では、5月14日(木)に、大阪司法書士会会長の谷嘉浩氏を講師に招き、「司法書士という資格士業の魅力」というタイトルで、2026年度第1回キャリア支援講演会を行いました。講演会には、法学部の1年生から4年生の学生、法学部教職員を合わせ、約100人が講演会に集いました。講演は、おおよそ次のような内容でした。

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講演会の様子
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まず、司法書士の歴史は、1872年8月3日に代言人・代書人の制度が作られた後、1935年の司法書士への名称変更、1978年の国家試験制度発足、2002年の簡易裁判所の代理権付与を経て、2019年に司法書士法1条に「法律事務の専門家」としての使命が明記されるに至りました。
第二に、司法書士の業務は、不動産登記、商業登記、裁判業務、成年後見ですが、登記業務、本人訴訟のための書類作成、成年後見人のなり手などは全国どこでも必要とされる業務です。
第三に、司法書士の社会活動は、無料法律相談、法教育、LGBTQの支援、ヤミ金債務者の支援、消費者支援、依存症患者の支援、空き家の所有者探しなど、多岐にわたります。
第四に、司法書士の業態は、2000年頃までは小規模の自営業である司法書士が多かったものの、民事手続のオンライン化が進む中で、全国展開する司法書士法人が増えてきて、給料も高くなる傾向にあります。
第五に、司法書士試験は、受験資格は特に制限がなく、年1回の試験では、各登記法の記述試験のほか、法律科目の択一試験があるものの、試験対策は基本的に暗記で、出題される分野に重点を置けば良いものです。合格平均年齢は直近で42.05歳で、最近は、一生続けられたり、子育てをしながらできたりする仕事として評価され、受験者の年齢が上がり、合格率も低いままですが、法学部生が真剣に勉強すれば、20代半ばで合格できる可能性は高いです。

締めくくりとして、司法書士は仕事を通じて様々な人との出会いがあること、人生の節目に立ち合えること、依頼者から感謝されることが司法書士の醍醐味です。
以上の谷先生のご経験を踏まえた講演の後、学生から、司法書士になる方法、司法書士になるための費用などの具体的な質問があり、講演を聴いてあまり知らなかった司法書士になることに関心を持った学生が少なくなかった様子でした。