【成熟社会研究所】「風景を創出する-その意義とキャリア」を開催しました
2026年6月24日(水)、追手門学院大学 総持寺キャンパスで開催した「風景を創出する-その意義とキャリア」は、学生を中心に、教職員、一般も含め100名以上にご参加いただき、大変な盛り上がりの中、無事終了いたしました。
本イベントは、追手門学院大学 成熟社会研究所と、「居住福祉論」(担当:地域創造学部 准教授 髙嶺翔太)、「女性起業論」(担当:経済学部 教授 長町理恵子)の公開授業を兼ねて実施されました。
2017年に結成し、大阪府茨木市を中心に文化事業の企画運営等に取り組まれているOne Art Projectの稲垣元則さん、藤本聖美さんをゲスト講師にお招きしました。
序盤では、主にOne Art Projectとして手掛けられてきた多様なプロジェクトの概要をご紹介いただきました。JR総持寺駅の通路に芸術作品のプリントを掲出する「SOU」や、子どもたちの創作スペースづくり「maru」、市民参加の公共作品づくり「カコイバ」「あしたのこと」など、アートを切り口とした幅広い活動についてご紹介いただきました。
中盤では、担当教員である髙嶺、長町とのディスカッションを通じて、公共的な風景に芸術作品を位置づけることの意義や、そのワークスタイルなどに関してご紹介いただきました。特に、2年間と長い時間をかけて、総勢792人もの市民へのインタビューを通じて制作された作品「あしたのこと」では、コロナ禍での過ごし方や、個々の大切な人に対する記憶が蓄積されているといった、印象的なエピソードをうかがえました。
終盤では、会場からの質問に回答いただきました。現代芸術が分かりづらいといった質問に対して、多量の情報が氾濫する今日の社会の中で、意図的に「分からない」体験を提供し、思考や心に「スペースをつくる」ということを試みているといったお話もご紹介いただきました。
参加した学生からは、
「普段通りすぎているJR総持寺駅の「SOU」の作品に込められた思考を知ることができてよかった」
「何気ない生活の空間を展示空間に作り変えることの面白さを知った」
といった感想が寄せられました。
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