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2024.09.26

第二の開学

 「暑さ寒さも彼岸まで」とは昔から言われてきたことですが、今年は秋分の日を迎えてもまだまだ暑い日が続いています。この夏はいかがでしたか。新しい体験や発見はありましたか。
 8月29日、理工学部の設置が正式に認可されました。これで2025年4月から、本学は、9学部体制となります。理工学部の2年生以上は安威キャンパスで学びますが、1年生は総持寺キャンパスに通います。既存の学部の皆さんとも、さまざまな形で大いに交流してもらいたいと願っています。

 学友会追風の委員長高木瑳登志君(地域創造学部4年)と副委員長橋田野乃花さん(地域創造学部3年)が、9月22日に行われた学生企画「OIDAI万博NEXT」の前々日、案内に来てくれました。昨年は1000名を超える来場者を呼んだ企画で、あいにくの雨模様にも拘らず、今年も500名以上の来場があったとのことです。
 この企画は、いよいよ間近に迫った大阪・関西万博2025のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に合わせ、我々が抱える様々な課題の解決を目指した6つのコンテンツを中心に企画されました。
例えば、世界中で多くの花が廃棄されるフラワーロス問題に着目して、廃棄される花を活用したハーバリウム作りのワークショップを催したり、動物の肉の代替である大豆ミートに焦点を当て、キーマカレーを作ったりしたとのことです。

 万博もそうですが、イベントなるものは、もちろん楽しむことが大切ですが、なぜそれが行われているのか、それを通して何が次につながるのか、自分はなぜそこに参加しているのかを意識して参加すれば、より多くのものを得ることができるはずです。学生たちのこの「OIDAI万博NEXT」は、そのことを改めて教えてくれました。

 2025年は、追手門学院大学にとっては、初めての理系学部を加え、文理を超えたより総合的な大学としての再スタートの年です。総持寺キャンパスがメインキャンパス化され、新しい校舎も建ち上がります。いわゆる「第二の開学」です。
 この年、同じ大阪では、大阪・関西万博が開催されます。2025年が、本学にとっても、大阪にとっても、記念すべき、画期の年であることは間違いありません。歴史的に誇れる年にしたいものです。
 ちなみに今4年生である高木君は、来年度も通いたかった、としみじみ語ってくれました。

左から橋田副委員長、真銅学長、高木委員長

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