大学紹介 Guide学⻑メッセージ⾔伝

2026.04.27

AI、DX、共創教育元年

 新学期が始まりました。桜の季節も過ぎ、新緑が目に優しい、過ごしやすい気候になりました。  
 先号で予告しましたとおり、4月1日からは、OIDAIアプリに、新たにAIアカデミックアドバイザー「OIDAI+」が搭載され、皆さんの大学生活の支援を始めています。皆さんはもう、何か話しかけてみてくれましたか。  
 また、同じ4月より、生成AIツールである「Gemini」や「Notebook LM」の利用ができるようにしました。これらも、使い方次第では、皆さんの学修環境や学生生活が画期的に変わるものと信じています。  
 これらを合わせて、2026年度を、本学における教育面での本格的なAI活用の「元年」と呼びたいと思います。皆さんには、AIやDXによる効率的で効果的な学びを存分に実感してほしいと思います。
 さらに、皆さんが正しく適切に生成AIを活用できるように、「学生向け生成AI利用ガイドライン」を策定し、各授業における利用方針についても明示しました。ここでAIとより良き付き合いができれば、卒業後のやや不透明な未来社会における環境変化にも、うまく順応できるはずです。  
 本学はこれまでも、BYOD(bring your own device)を進め、LMSを活用した教育に注力し、独自開発のOIDAIアプリを導入して、教育DXに力を入れてきました。ここに「OIDAI+」その他のAIが加わり、皆さんが自主的自立的に学修する環境が、他大学に先駆けて、いち早く整いつつあります。  
 ここで大切なことは、AIはあくまで助言者であり、命令者ではない、という点です。最終的な判断は、常に我々人間の側が下さなければなりません。真に正しい判断を下すためには、我々が、総合的な判断ができる力をさらに磨かなければなりません。  
 また、AIには顔が無く、身体が無く、感覚や感性をまだ身につけていません。このAIに足りない、物理的な存在性と、他者との触れ合いの中で、空気を読む力は、現実空間でしか手に入れることができません。大学という実際の空間は、多くの人が集まる場であり、この力の育成にはぴったりの場です。  
 AIを使いながら、同時に、AIとうまく付き合っていくための人間知性を、そして人間らしさを、それぞれの分野の中で磨いてください。AI時代だからこそ、人間の知性の意義や価値を再認識してください。  
 皆さんの成長を楽しみにしています。