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2024.12.20

「ガクチカ」を可視化しよう

 先日、大学校友会による学生表彰が行われました。今年からは、クラブ・サークルなど課外活動の好成績に対する表彰に加えて、学友会追風が新たに設けた、「ガクチカグランプリ」の3名の受賞者に対する表彰も行われました。
 この「ガクチカ」という言葉を知っているか否かで、世代が決定的に分かれるようです。「学生時代に力を入れたこと」。皆さんはこれを、自分なりに十分可視化し、認識できていますか?
 せっかく力を入れたのに、言葉にできず、周りもあんまり知らないような「ガクチカ」が、本学にはたくさん存在しているようです。
 「ガクチカ」の代表的なものをいくつかご紹介します。学生表彰当日、別の階で、入学前教育の先輩プログラムのスタッフ研修が行われているのを、覗きにいってきました。嬉しかったのは、卒業生たちが応援に来てくれていたことです。この先輩プログラムも、かなり歴史を積み上げてきました。
 11月23日に行われた「関西広域連合協議会大学生等との意見交換会」において、経済学部藤好ゼミ3年の「チームいちご農園」が「Everyone’s Park~すべての人が繋がる遊び場~」で優秀賞を受賞しました。メンバーの中塚慶太君、河西陽哉君が報告に来てくれ、内容の説明も聞かせてもらいました。また、同じく「チームOIDAI」が「不動のガイドさん~縁の下のマンホール~」で5位に入賞しました。メンバーのうち、新矢彩乃さん、宅島由希人君、黒井大翔君からも、内容の説明を詳しく受けました。いずれもとても興味深く、問題意識の高いものでした。
 「追大Candle Night 2024」が、12月14日、今年も茨木市中央公園北グラウンドで行われました。学生たちは「チャレンジいばらき補助金」にトライし、これを得たそうです。いずれも心理学部3年の多祢友一朗君と大野太輝君が、開催前の案内に来てくれました。
 年明けには、12月8日に行われた「森田かずよさんとみんなでつくるダンス公演~障害のある人もない人も一緒に踊ろう!」に制作スタッフや演者として協力した地域創造学部草山ゼミの学生たちが、報告に来てくれる予定です。
 みんな、自分の活動について話す時、本当にいい表情をしています。「ガクチカ」の可視化は、まずこのような表情で実現しているのかもしれません。

真銅学長に報告をする藤好ゼミの学生たち

キャンドルナイト2024の様子


「森田かずよさんとみんなでつくるダンス公演~障害のある人もない人も一緒に踊ろう!」(提供:茨木美術協会)

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