中高大交流ワークショップ インド
Hindupur Srinivas Gautam

マンスリー・インターナショナル交流ワークショップ:インド ―国をつなぐ懸け橋になるために―

 追手門学院大学と追手門中学・高等学校の連携により、国際学部の留学生が自国の魅力を紹介する「国際ワークショップシリーズ」が開催されました。一回目のセッションでは、モンゴル出身のウチラルさんが、母国の美しさを伝える素晴らしい発表を行いました。その後、第2回目として国際学部から私に登壇の機会が与えられ、英語で2回にわたり母国インドを紹介しました。インドの魅力だけでなく、その複雑さも正確に伝えられるよう、できる限りの準備をして臨みました。私は東京で生まれたこともあり、日本とインドの「架け橋になること」を常に自分の目標としてきました。今回も「架け橋」を主なテーマに据えました。さらに、この活動を私の誕生日に行えたことは、宇宙が私を祝福するために集まったかのようでした。


 

 プレゼンテーションでは多様性に富む巨大国家としてのインドに焦点を当て、クイズでは言語と文化の多様性に重点を置きました。インドが単に「ナンとカレーの暑い国」ではなく、参加者がインドの美しさを知り豊かさと活力を体感できるよう意識しました。インドと日本は経済面だけでなく文化面でも友好的であり、将来の世代のためにその関係をさらに強固にする必要があることを強調し、プレゼンテーションを締めくくりました。休憩時間の後、参加者にクイズを出しました。プレゼンテーションで得た知識を試すだけでなく、インドとその日本との関係について新しく興味深いことを学ぶ機会となったと思います。クイズ終了後、「両国の架け橋」というテーマをさらに具現化するため、グループに分かれてインドと日本の味を融合させた模擬カフェを立ち上げるための計画を立ててもらいました。グループワークを通じて協力の精神と文化交流の実現が見られました。第1セッションには米国ジョージア州からの交換留学生も参加し、インドの文化や美しさを体験しながら、文化交流の時間を共有しました。第2セッションでは、一回目のクイズを一部改良し、新たな学びを加えました。主な対象である中高生たちは、活動を通じてヒンディー語のフレーズを「書く・話す」の両面から学ぶことができました。

 


 この取り組みは、友情のメッセージを届けるとともに、日本で生まれたインド人として、両国をつなぐの架け橋のような存在でありたいという私自身の原点をあらためて感じる機会となりました。本プログラムの成功を支えてくださった小松先生をはじめ、国際学部の先生方全員に心より感謝申し上げます。また、私の「相互理解の架け橋になりたい」という思いを支え、実現に近づけてくれた参加者のみなさんや友人にも深く感謝申し上げます。


 プログラムが成功を収めた後、友人であるフィクリさんによるインドネシア紹介、オーウェンさんによる英国紹介の回が続き、それぞれの国の魅力や特徴が語られました。誤解や偏見が原因で世界が分断され、私たちがしばしば「差異」に目を向けがちな今、これらのセッションは、たとえ文化や価値観が異なっていても、私たちはみな同じ「人間」という大きな繋がりの中にいるのだということを実感させてくれる貴重な機会となりました。私は、様々な国から来た同級生や後輩たちが、ためらうことなくこうした活動に参加し、自分の背景の「美しさ」を共有してくれることを強く願っています。そして、今後もこのようなセッションにおいて、互いの違いを楽しみあえる場が広がっていくよう、背中を押したいと思っています。