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かやぶき復活プロジェクト

茅葺き屋根の伝統技法を学びつつ
地域交流や異文化交流の手法も修得

文学部 美学・建築文化専攻を中心とする有志メンバーが、京都市北西部の京北エリアにて、古民家を茅葺き屋根にリフォームするプロジェクトに長期間にわたり参加。地域住民と協力しながら、芽の刈り取りなどを体験しました。

Member Growthメンバーの成長

文学部 人文学科 岡島 さくら

授業のフィールドワークで建築物の完成形について見ることは多いのですが、作られていく途中の様子やその作業体験までできることは貴重な機会でした。また、授業だと先生が予定を決めて動くことになりますが、この活動では自分たちで現地と連絡を取り、計画を立て、予算も使用しました。自分から行動する、ということが必要な活動でした。

私の伸びた力! 計画性・行動力

文学部 人文学科 浅田 来実

茅葺き再建活動の主宰をしているフランス出身の建築家の方への連絡を担当しました。連絡は英語でのやりとりが必要であったこともあり苦労しながら進めました。活動や連絡を通して、自分たちとの考え方や文化の違いにも接することができました。

私の伸びた力! コミュニケーション力

文学部 人文学科 井関 花鈴

茅の刈り取りや選別など、実際に自分が手を動かして作業に入ったことで、昔の人の大変さを実感しました。一つの作業をするにしても気遣わないといけないことがたくさんあり、地域とのつながりが深くないとできないことだと思いました。積極的に言われたことをやってみる、というチャレンジ精神がついたと思います。

私の伸びた力! チャレンジ精神

文学部 青島 啓太

茅葺き屋根の復活を通して、里山での材料の生育から刈り取り、地域の繋がりによる噴きなおしまで、建築的な活動が文化として根付いていることを体感できたことは貴重な経験だったと言えます。伝統的な構法を守ることがいかに難しく、総合的な観点が必要かを実感できたと思います。

教員、企業・パートナーからのコメント