書籍情報
舞台の上の文化 まつり・民俗芸能・博物館
- 著 者
- 橋本 裕之
- 定 価
- 2,750円
- ISBN
- 4907574031
- 発行日
- 2014年2月10日
- 体 裁
- 20cm 309ページ
内容紹介
まつり、民俗芸能、博物館は広義の舞台の上で「見る/見られる」関係に置かれている。こうした文化現象は現代的なコンテクストの中でどう位置づけられ、新しく生まれ変わるのか。文化の再創造・再想像を試みる論考集
目次
第Ⅰ部 まつり
第1章 旅人はまつりをめざす
第2章 明日があるさ -大四日市まつりに寄せて
第3章 『大田楽』がはじまりだった -芸能考証論・序説
第4章 芸能考証の現在 -NHK大河ドラマ『義経』をめぐって
第Ⅱ部 民俗芸能
第5章 保存と観光のはざまで -民俗芸能の現在
第6章 民俗芸能の再創造と再想像 -民俗芸能に係る行政の多様化を通して
第7章 狭められた二元論 -民俗行政と民俗研究
第Ⅲ部 博物館
第8章 過去を知る方法 -インディアナポリス子ども博物館の歴史展示
第9章 複数の日本を展示する -国立歴史民俗博物館のイデオロギーとプラクティス
第10章 物質文化の劇場 -博物館におけるインターラクティヴ・
第Ⅲ部 対話編
第11章 神と鎮魂の民俗学を遠く離れて -俗なる人々の芸能と出会うために
第12章 祭・イベント・民俗芸能 -交流で地域の誇りとアイデンティティを
第13章 「楽劇大田楽」十年の歩み