陽気なスペイン人との楽しい交流でスペイン語がみるみる上達!

  • 【参加プログラム】交換留学 【留学期間】約4ヶ月半(2012年9月~2013年2月中旬)
  • 国際教養学部アジア学科(渡航時3年生)

スペインUniversity of Huelva

留学するにあたって準備したことは?

現地で困らないようスペイン語に慣れる努力をしました。

私が留学先に選んだのは、スペインのウェルバ大学です。ここでの授業は英語で行われると聞いていましたが、英語に関しては特に意識して勉強しませんでした。授業は英語でも、日常生活はとにかく英語が通じない環境だと言われていたので、スペイン語を集中して勉強しましたね。NHKラジオのスペイン語講座は、インターネットで1週間分をまとめて聞くことができたので、何度も聞き返して耳をスペイン語に慣らしていきました。また、週に2回大学で開かれていたスペイン語講座を受講し、毎週土曜日にはスペイン語講座の先生の家でレッスンを受けて、文法もスピーキングもしっかり鍛えていただきました。他にもPodcastでスペイン語を聞いたり、スペイン語の歌を聞いたり、とにかく毎日少しでもスペイン語に触れるようにしました。

留学先での授業と生活面で良かったこと・困ったことは?

英語とスペイン語の両方とも日常会話レベルまで上達しました。

授業はスペイン語の他に、ウェルバ大学の学生と一緒に英語、イスラム関係と古書体の授業を受けました。英語の授業では、私以外の学生がスペイン人ということもあり、先生は英語で言ったことをスペイン語で言い直すことが多かったので、英語もスペイン語も学ぶことができて一石二鳥でした。また、スペイン語の授業はグループワークが多かったので、クラスメイトと早く打ち解ける良いきっかけになったと思います。語学以外の授業は聴講という形でしたが、さまざまな授業に参加することで、スペイン語を聞く力がどんどんついていきました。
家は一般の方も住んでいるアパートのワンフロアで、ポーランド人2名とトルコ人4名とルームシェアをして暮らしました。はじめはみんな英語で会話していましたが、後半になるにつれてスペイン語でやり取りすることも多くなり、自分たちの成長を感じましたね。
また、ウェルバ大学には学生スタッフが運営するESN(ERASMUS STUDENT NETWORK)という学生団体があり、留学生は全員この団体に所属します。このESNの企画で、映画鑑賞やパーティ、BBQ、旅行などさまざまなイベントが行われ、多くの人と知り合うことができました。

後輩へのアドバイスはありますか?

街行く人とも挨拶を交わす、気さくなコミュニケーションを楽しんでください。

スペイン語に触れる機会なんてないと思っていませんか? でも、スペイン語は世界の多くの国で話されている言語の一つです。スペイン留学は、そんなスペイン語を現地で学べる絶好の機会なので、ぜひ活用してほしいですね。
現地では家にこもらず、とにかく外に出ること。スペイン人は陽気な人が多く、大学へ向かうバスの中やスーパーのレジ待ちをしている時など、いつでもどこでも話しかけてくれます。相手が何を言っているのかわからなくても、ゆっくり話してもらえば大丈夫。とにかくコミュニケーションをとることを大切に、現地での交流を楽しんでください。特に挨拶をとても大切にする国だと感じたので、どこに行ってもまず「Hola(こんにちは)」や「Hasta luego(またね)」という言葉は忘れないようにしてくださいね。

掲載日:2014年12月25日

※プログラム内容、体験内容は渡航当時のものです。最新の内容は国際交流教育センターにて確認してください。

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