自分の話したいことを明確に伝えられるようになりたい!

  • 【参加プログラム】グローバルキャリアコース 【留学期間】約10ヶ月(2014年8月中旬~2015年5月下旬予定)
  • 経営学部マーケティング学科(渡航時2年生)

マレーシア USM

留学の目的と、一年間の留学を終えるまでの目標は?

異なる民族間で英語が広く使われている国で、明確に伝えられるようになること!

私が留学先にマレーシアを選んだ理由は主に2つあります。1つ目の理由はミックスカルチャーを体験したいと考えたからです。多種多様な民族が同じ1つの国の中でどのように生活しているかに興味がありました。2つ目の理由は、留学費用が他の国に比べ安いことです。かつてイギリスの植民地であったマレーシアでは、イギリスと同じ水準の教育を低価格で受けることが出来ます。この2点が決め手でした。
留学を終えるまでの目標は、今よりも日常会話を円滑に行えるようになることです。留学当初に比べ、こちらの友人と会話ができるようになりましたが、今でも伝えたいことが上手く伝わらないことが多々あります。お互いに英語がセカンドランゲージであるため仕方がない面もありますが、それでも、自分の話したいことを明確に伝えられるようになりたいです。

留学先での授業の様子や休日の過ごし方、滞在記を教えて下さい。

お互いに意見を尊重しあう授業。文化の違いで戸惑う事も。

学校の授業はIEPという英語コースでしか学んでいないのでほかの授業は分かりません。IEPは、中国、韓国、アラブ諸国、日本等の様々な国から英語を学びに来ている学生のためのコースです。そのため、年齢や価値観、宗教等が全く異なる学生とともに英語を学ぶことが出来ます。授業中においても、「この作者の考えは教えに反するので私は反対だ」というように、個人の背景が垣間見える場面が多々あります。お互いに意見を尊重しあうため、授業が白熱したとしても喧嘩にと発展するようなことはありません。
私の留学先であるマレーシア科学大学では日本に興味を持つ学生が大勢在籍しています。IEPコースでは現地の学生との交流の機会はあまりないのですが、時折、彼らの授業(日本語コース)の協力を要請されることがあります。具体的には、日本語でのインタビューを受けることを依頼されたり、日本語を教えてほしいとお願いされることもあります。
マレーシアでは時間の流れが非常にゆったりとしています。私は通学に毎日バスを利用していますが、日本のように時刻表はなく、いつバスが来るかは何となくでしか把握できません。たとえ同じ時間にバス停に到着しても、日によっては5分でバスが来ることもありますし、1時間以上待たなければならないこともあります。さらにはバスの運転手がバス停を素通りするということも多々あります。なので、大切な約束・予定がある時には早め早めの行動を心がけるようにしています。また、こちらのバスは自分から止めに行く必要があります。留学当初、何もわからずただバス停で待っていたことがあります。こちらからバスに乗りたいという意思を見せなければバスは止まりません。このように、こちらに来てからの一番の戸惑いはこのバスに関してでした。

「日本にいる間にしておけば良かった」と思うことは?

簡単な文章でも、もっと積極的に英語で話すこと!

留学前にもっとしておけばよかったと思うことは、スピーキングです。他の国からの留学生は授業中、授業外問わず、少ない語彙にもかかわらず積極的に発言します。留学当初、自分の伝えたいことがすぐに英語にできずもどかしさを何度も感じました。実際に英語で会話を行うためには、話しやすい簡単な英語をしっかり覚えて、自分のものにしておくことも必要です。出発前にもっと積極的に英語で簡単に話すことを練習しておくべきだったと思います。

掲載日:2015年3月23日

※プログラム内容、体験内容は渡航当時のものです。最新の内容は国際交流教育センターにて確認してください。

留学体験レポート 一覧へもどる