4月よりオンラインによるプロジェクト活動を開始してきた地域創造学部の学生9名が、熊野本宮大社のある和歌山県田辺市本宮町を中心に、10月24日から1泊2日の日程で調査観光施設の職員や宿泊施設の経営者にインタビューしました(担当 岩田聖子先生)。
昨年、熊野を訪れた外国人に聞き取り調査をしたところ『人が一番の魅力だ』との話を聞いたことに続く取り組みで、今回は、コロナ禍で外国人観光客の来訪が激減する中、熊野本宮大社の神職や観光カリスマに認定されている語り部、観光施設や飲食店の経営者ら計8人から地域の魅力などについてインタビューと動画撮影を行いました。また翌日は、同県高野町が主催するクラシックカーイベントのボランティア活動(平安衣装を着て来客対応)に参加しました。参加した学生からは、「改めて田辺の人々の優しさを感じる濃厚な2日間でした。」「より深く地域の魅力を感じました。」との声がありました。
今回は田辺市本宮町ですが、12月には田辺市の中心市街地で調査し、調査結果は来年2月、田辺市に動画を中心にした成果報告を行う予定です。熊野参詣道の魅力を英語字幕を入れた動画で海外発信し、動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」でも公開する予定で、制作を行っております。ご期待ください!