追手門学院大学と茨木市議会は2019年1月30日に連携協力に関する協定を締結しました。その際に、市議会は「議会改革を進めるなか、市議会における政策立案機能の強化・充実や、開かれた議会に向けて取り組む」、大学は「市議会へ協力することなどを通じて学生の政治への興味関心を醸成するような学びが展開できることを期待している」とされました。
本協定に基づき11月4日および18日に地域創造学部の地域創造実践演習授業(藤原直樹先生担当)では、茨木市議会議員に総持寺キャンパスへお越しいただき、「茨木市を若い世代に選ばれるまちにするには」と「茨木市を魅力と活力のあふれるまちにするには」の2つのテーマで学生との意見交換を行いました。この取り組みは昨年に引き続き2年目となっており、2日間で議員19名、学部2年生17名、3年生16名が参加しました。
参加した学生からは
「将来を見据えた政策を提案できなかった。しかし、市議会議員の方々からの質問を答えることによってテーマの理解は深まっていった。初期段階だけの提案だけでなく、実現したらどのようになるのか、将来も長く続けられるかなど、深く考えることが重要であると感じた」
「議員の皆さんはとても優しく、テーマを考える上でのキーワードや考え方を丁寧に教えてくださったので、自分の考えもまとめやすくなりました。自分の意見を目上の方に話すのはとても緊張しましたが、こういった経験を通じて成長していけるのだと感じました」
「建設的な意見交換ができた。学生がこれから物事を考えるうえでのノウハウなどを議員の方々に語っていただくなど、とても有意義な体験だった」
といった感想がありました。