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2022年度春学期末学位授与式を挙行
掲載日時:2022年9月27日

 9月27日(火)、茨木安威キャンパスの学生会館にて、2022年度春学期末学位授与式を挙行しました。6学部から73名が卒業し、真銅正宏学長から卒業生総代に学位記が手渡されました。

 

 卒業生に向けて、真銅学長は「新型コロナウィルス感染拡大の時期を学び抜いた皆さんは、この体験をただ災難ととるのではなく、事態を前向きに捉え、今後の人生においてぜひ生かしてほしい」と話し、本学の卒業生で一期生の宮本輝氏の小説「草原の椅子」から「怖がって生きるのも一生。安心して生きるのも一生。 ―(中略)―  安心しているということは、能天気に油断しているというのとはまったく違う。物事にかしこく対処し、注意を払い、生きることに努力しながら、しかも根底では安心している。そういう人間であろうと絶えず己に言い聞かせることだ。」の一節を紹介し、はなむけの言葉としました。

 そして、最後に「ここで学んだことを忘れず、一生何かを学び続けてください。学ぶことを忘れかけたら、いつでもここに確かめに戻って来てください。ここは皆さんの母校ですので。」と言葉をおくりました。

また、川原俊明理事長は「大学で学んだ事をベースにして、自分自身の頭で考え、自分なりの答えを導くことがより一層求められています。卒業生の皆さんには、ぜひこれからの新たな未来社会を切り開く人材として活躍してください。」と言葉をおくりました。

 

卒業生総代で学位記を受ける心理学部の出井 裕真さん

 

式辞を述べる真銅 正宏学長 

 

学位授与式の様子