伝統的な芸能分野で高い技術を持ついわゆる人間国宝に、本学卒業生で長唄唄の杵屋東成さんが認定されました。
杵屋さんは1949年、大阪府生まれ。父に師事して1953年に初舞台を踏み、長唄唄方への道を歩みました。
1973年に本学文学部社会学科(今の社会学部)を卒業。演奏会のみならず歌舞伎公演や舞踏会において演奏も数多く務め、長唄の唄の技法を高度に体現し、後継者育成にも尽力するなど斯界を代表する一人です。
本学の卒業生が人間国宝の認定を受けるのは初めてです。
杵屋東成さん
演奏する杵屋さん(上段左)