2022年11月12・13日の両日にわたって、茨木総持寺キャンパスにおいて、日本最大の社会学に関する学会である「日本社会学会第95回大会」が開催されました。対面での開催は3年ぶりで、研究者や関係者およそ1000名以上が来場し、44の部会、15のセッション、3つのシンポジウムを通じて総計346の報告が行われました。本学で開催した学会としては、これまでにない規模での開催となり、会場全体が社会学のあらゆる分野にわたる専門家による最先端の研究と交流の熱気に包まれました。
本学は、全国的にみても屈指の規模で社会学を専門とする教員が所属しており、開催にあたっては、社会学部を中心に地域創造学部の教員も加えた16名の社会学研究者で大会実行委員会を組織しました。
長きにわたる対面実施の中断もあって、これだけの大規模大会における運営ノウハウの面で多くの困難を伴いましたが、のべ100人以上にも及ぶ本学学生、他大学学生の運営への協力を得て、盛会のうちに大会を終えることができました。
社会学部では、引き続き多彩な分野にまたがる高い専門性を持った研究者による最先端の研究を学生にフィードバックすることで、学生が社会学的視点(社会学のレンズ)を通して問題を発見、ソリューションを構想する醍醐味を感じ、自らをエンパワーメントしていく教育を展開していきます。