11月17日(木)、社会学部スポーツ文化学専攻スポーツ文化デザインコースの授業の中で、京都ハンナリーズの運営会社である、スポーツコミュニケーションKYOTO株式会社の松島鴻太代表取締役社長(以下、松島社長)と事業部の天神祥智さんが学生約50名に講演しました。
松島社長は、「京都ハンナリーズに1秒でもかかわる全ての人に夢と感動を!」という理念を掲げ、地域貢献等を行うことで、京都やバスケットボールの未来へ貢献していくと熱い思いを語りました。
講演後の質疑応答では、「Bリーグの新カテゴリーリーグ参入を目指す上で、大事にしていることはありますか?」という質問で、松島社長は「恐れずに挑戦することが重要である。」と答えました。また、「テレビでの露出が少ないこともあり、競技人口が多い割には認知度が低い点と感じるが、そのギャップをどう捉えているか?」という質問に、「メディアの露出もリーグ発足当時よりは格段に増えている。各チームが自分たちのクラブを盛り上げ、また地上波等での放送も目指すことで、認知度が上がっていくだろう」と述べました。
松島社長の講演の様子
最後に、事業部の天神さんと上田滋夢教授(社会学)、 有山篤利教授(武道学)、 上林功准教授(スポーツ科学)を交えたマーケティングに関するパネルディスカッションの中で、天神さんからは「チームの地元の文化や歴史によって、アプローチが変わってくるので、マーケティングは難しい。京都ハンナリーズでは、子供に興味を持ってもらうための活動にも積極的に取り組んでいる」と話しました。
天神さんと教員3人でのディスカッションの様子
実際にスポーツチームの運営や集客、マーケティングに携わる人の話を聞けたことは、学生にとって貴重な経験となりました。