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追手門学院大学出版会『OIDAI ライブラリ② 心とは何か』を出版いたしました
掲載日時:2023年1月30日

 OIDAIライブラリは、2021年11月に、真銅学長による学生へのメッセージ “言伝(ことづて)” を一冊の本にまとめ、No.1 として出版されました。本年度、この企画シリーズの検討を重ね、各学部の研究内容をシリーズ化して紹介・発刊していくことになりました。

第一弾として、最初に心理学部の6人の研究者に執筆のお願いをして、それぞれの研究内容を論じていただくことにしました。専門性を担保しつつ、一般の方にも興味を持っていただけるような6章が完成いたしました。それぞれ、最新の研究トピックが取り上げられており、心理学研究の「現在」に触れることができます。


『心とは何か』表紙画像

【帯】

人間は未だ発見されていない。その観測可能な宇宙(こころ)はいかにして生まれたのか、そして生み出されるのか。追手門学院大学の中堅・若手教員を中心にそれぞれが扱う心理学の専門領域の論考を収録する。



【商品解説】

心理学という学問は、「心」とは何かといった基礎的問題を扱う分野から、現在では、心にまつわる現象や様々な心理的問題への対処など、極めて幅広いトピックを扱う分野となっている。本書では、中堅、若手を中心に、6人の教員にそれぞれの研究分野について紹介していただいた。研究の「現場」で、心理学研究者が何を考え、何を行っているかを通して、心理学研究の「現在」を知る一助にしてもらいたい。



【目次】

まえがき
第1章 意識はどこから? 
第2章 「人の知性」をめぐる冒険 ──直感・プロセス・集合知 
第3章 心のダークサイドの探求 
第4章 トラウマをめぐって ──施策、研究、臨床 
第5章 心が苦しいときに、自分を思いやること ──セルフコンパッションに関する心理学
第6章 ソーシャルな子育てとはなにか ──子どもをめぐる家庭と社会の関係を捉えなおす試み
あとがき