追手門学院大学出版会では、『学校法人の内部監査: 心がまえからつまずきポイント対処法まで』学校法人追手門学院内部監査室 北谷仁宏 小林京花 編著を出版いたしました。
近年、多くの学校法人は少子化に伴う生き残りをかけた経営戦略を展開していますが、ガバナンス体制におけるチェック機能の欠如に起因する問題が散見され、学校法人を取り巻く環境は非常に厳しくなっています。
そのため、ガバナンス強化は喫緊の課題となっておりますが、このガバナンス改革に先んじて取り組んできた追手門学院では、その一環として内部監査室の設置及び積極的な監査業務(教学監査を含む)実施しております。
他方、内部監査の必要性・重要性は年々高まっておりますが、それを理解する学校法人の内部監査に関する書物が少ないことから、本学院の内部監査業務を分かりやすくご紹介することにより、各学校法人の業務活性化の一助になるべく作成いたしました。
【目次】
第1章 追手門学院の監査体制
第2章 学校法人に求められるガバナンス
第3章 追手門学院の内部監査業務
第4章 監事監査
第5章 今後に向けて
理事長インタビュー ガバナンス改革を振り返る