2023年9月27日(水)、茨木安威キャンパスにて2023年度春学期末学位授与式を挙行しました。6学部から48名、大学院から2名が卒業し、真銅正宏学長から卒業生総代に学位記が手渡されました。
学位記を受ける卒業生総代
真銅学長は卒業生に向けて、「在学中の新型コロナウイルス禍での大変な体験を前向きに捉え、これからの人生に生かしてほしい」と話し、本学の卒業生である宮本輝氏の小説「春の夢」の一節から「人間には、勇気はあるけど辛抱が足らんというやつがいてる。希望だけで勇気のないやつがおる。勇気も希望も誰にも負けんくらい持っているくせに、すぐにあきらめてしまうやつもおる。辛抱ばっかりで人生、何も挑戦せんままに終わってしまうやつも多い。勇気、希望、忍耐。この三つを抱きつづけたやつだけが、自分の山を上りきれる。」と紹介し、卒業生へのはなむけの言葉としました。
最後に、「勇気、希望、忍耐。この3つをもって皆さんそれぞれの山を登りきることを期待しています。追手門学院大学で学んだことを忘れず、これからも一生何かを学び続けてください。学ぶことを忘れかけたら、いつでもここに確かめに戻ってきてください。ここは皆さんの母校ですので。」と言葉を送りました。
また、田口順一理事長は、「追手門学院で学んだこと、経験したことを糧に、ぜひ高い志をもって挑戦し続けてほしい」と話し、メジャーリーグで活躍されている大谷翔平選手を例に挙げ、「高い志をもって挑戦し続ければ必ず実現します。高い志を持った人生とそうでない人生は全く違うものです。皆さん1人1人を応援し続けていきます。」と言葉を送りました。
式辞を述べる真銅 正宏学長
祝辞を述べる田口 順一理事長