12月13日(水)、法学部が主催となり2023年度第2回講演会「公法・行政法の学習を活かす道-公共部門と公法・行政法-」を開催しました。
公法学や行政法学を専門とされている大阪大学大学院法学研究科 高橋明男教授をお招きし、法学部で公法・行政法を学習することが、将来どのように活かされるか、約80名の参加者に向けて講演を行いました。
法学部の進路として「専門職」(法曹、司法書士、行政書士など)、「一般職」(国家公務員、地方公務員、民間企業など)、「中間職」(コンサルタント、国際機関など)の3パターンに分類し、法学部の学生が多様な進路に歩みやすい理由を、日本の行政の特色や法学部での学びによって他学部の学生より「一般職」への就職が比較的容易にできることとお話されました。また、行政過程における公務員・専門家の役割などにも触れ、行政法学を専門とされる先生ならではのお話を伺うことができました。
最後に、学生らに向けて「法学を学ぶ上で、万遍なく学ぶことだけではなく、何かにのめりこんで学んで欲しい」と伝え、意欲を持って学んでいくために「好きな学び」を見つける重要性を語りました。
高橋先生は、2024年4月から本学法学部に就任を予定しており、来年度からは追手門学院大学法学部教授として、教鞭をとられます。