2026年2月7日(土)、OIA第9回講義を開催しました。
理論編講義では、穴田貴大特任助教(経営学部)が登壇し、人事処遇制度をテーマに講義を行いました。講義では、賃金・評価・等級から成る「人事制度の三要素」の構造を整理したうえで、日本企業における雇用慣行の変遷(年功的運用から成果志向への移行など)を概観し、制度が組織行動や人材意欲に与える影響について理論的に解説しました。さらに、制度設計の目的と運用実態が乖離した場合に生じる課題や、評価制度が組織文化に及ぼす作用についても具体例を交えて検討しました。受講者からは「制度を構造で理解できた」「自社制度の特徴を客観的に考えるきっかけになった」といった声が寄せられ、理論的視点から自社の人材マネジメントを再考する機会となりました。
実務家講義では、布施努客員教授(株式会社PEAK PERFORMANCE DIRECTION 代表取締役)を講師に迎え、組織の中で人を動かすための実践的アプローチについて講義が行われました。講義では、現場の組織課題を題材としたワークを実施し、相手の行動特性を踏まえたコミュニケーションの取り方や、問題解決を進める際の思考プロセス、組織内で影響力を発揮するための具体的行動などについて学びました。受講者からは「日常業務にそのまま活用できる内容だった」「対人関係の捉え方が変わった」といった感想が寄せられ、実務に直結する学びとして高い関心が示されました。
理論編講師 穴田 貴大 特任助教の講義
実務家講師 布施 努 客員教授の講義
講義後のグループディスカッションでは、提示されたケースをもとに評価・配置・動機づけの観点から意見交換を行い、同じ課題でも立場や業種によって判断が異なることを体感する場となりました。「評価する側の視点を初めて具体的に考えた」「他社の制度運用を知ることで自社課題が明確になった」といった声もあり、相互学習の効果が見られました。
グループディスカッションの様子①
グループディスカッションの様子②
OIAでは今後も、理論と実務を往還しながら、組織を動かす意思決定力と実践力を備えた次世代経営人材の育成を目指してまいります。
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