コロナ禍においてもICT機器を活用することで互いの授業を提供し国際理解を深めようという取り組みを、追手門学院小学校（大阪市中央区、校長：井上恵二）と、30年来の交流があり姉妹校の協定を結んでいるオーストラリア・ホーランドパークステイトスクールが、11月25日と11月26日に行います。

　コロナ禍の影響で昨年に続いて行うもので、このうち11月25日は、ホーランドパーク側の教員が追手門学院小学校の児童に英語の授業を行います。児童らは英語圏出身のネイティブ教員の指導のもとで、1年生から英語学習に取り組んでおり、今回の授業を楽しみにしています。

　11月26日は追手門学院小学校の教員がホーランドパークステイトスクールの児童に、「外国語」としての日本語の授業を行います。ホーランドパークステイトスクールでは外国語の授業として日本語が採用され、普段から日本滞在経験のあるオーストラリア人教員による日本語の授業が行われています。当日は、本校の紹介をはじめ、大阪ならではの食文化についても日本語で授業を行います。

　追手門学院小学校とホーランドパークステイトスクールは1992年から相互訪問を通じた交流を行っており、2005年には姉妹校の協定を結んでいます。コロナ禍により2年連続で訪問する形での交流は断念せざるを得ませんでしたが、ICT機器を活用することで両校の児童は国境を越えた絆をつないでいきます。

【概要】
日時：2021年11月25日　9時、10時、11時、13時からそれぞれ実施
　　　2021年11月26日　8時、9時、10時、11時からそれぞれ実施
会場：追手門学院小学校（大阪市中央区大手前1-3-20）
※セキュリティの都合上、取材を希望される場合は、事前に広報課(TEL：072－641－9590)まで一報ください。