プレスリリース No.60
2022年1月25日配信
東と西にある大学のネットワークを共有し、学びのフィールドを拡大
「地域」をテーマに追大と大正大学が連携協定
東京と大阪の大都市圏で「地域」を学問領域の一つにしている追手門学院大学(略称:追大、大阪府茨木市、学長:真銅正宏)と大正大学(東京都豊島区、学長:髙橋秀裕)は、これまで培った「地域振興の知見」と「東と西に広がるネットワーク」を共有する包括連携協定を1月31日に締結します。
本協定により、地域を志向する教育・研究プログラムの開発や教育施設の共同利用を進め、これまでの実践知を相互に共有しながら全国の地域をカバーした実践的な学びの拠点づくりと、更なる教育・研究の高度化を進めます。
すでに本協定締結前より教育的連携を進めており、昨年12月には追大の地域創造学部の学生が大正大学を訪問しました。大正大学が巣鴨にある商店街で進めている活性化の取り組みを視察し、持ち込んだ特産品の販売を体験したほか共同ワークショップを開催し、商店街活性化の課題について意見交換を行いました。
地域の発展や課題解決を教育・研究のテーマとする追大の地域創造学部(2015年開設)と地域活性化や都市問題にアプローチする大正大学の地域創生学部(2016年開設)は、フィールドワーク(現地調査)から、企画の立案・実践を通した学びを重視し、これまで様々な自治体や地域、商店街などと連携して学びのフィールドを拡げてきました。地方の国公立大学ではなく、大都市圏にある私立大学が「都市部の視点」を持ちながら地方や地域の課題にアプローチする学びは両大学独自のもので、今後は両大学の特長を生かした教育・研究連携をさらに進めていきます。
【包括連携協定締結式 概要】
1.日 時 2022年1月31日(月)14時~
2.会 場 大正大学(東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
3.締 結 者 追手門学院大学 学長 真銅 正宏
大正大学 学長 髙橋 秀裕
4.協定項目(協定期間は2025年3月31日までとし、相互の協議・検証を踏まえて継続する)
(1) 地域を志向する教育・研究の推進に関すること
(2) 教育課程の編成・研究の推進に関すること
(3) 教育プログラムまたは教材の共同開発及び開発成果に基づく授業実施に関すること
(4) 教職員の共同研究に関すること
(5) 単位互換及び学生の派遣・受入れに関すること
(6) 学生及び教職員の交流に関すること
(7) 教育・研究を目的とした学内の施設・設備の共同利用に関すること
(8) 地域活性化、振興、研究に関すること
(9) その他前条の目的に資すること
12月に開催した共同ワークショップの様子
▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院大学 広報課 谷ノ内 仲西
TEL:072-641-9590
メールアドレス:koho@otemon.ac.jp