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茨木市選挙管理委員会へSNSや動画を用いた選挙啓発を提案
プロジェクトのメンバーとして実社会の課題解決に取り組みます。Lクラスでは、若者の投票率に注目し、茨木市選挙管理委員会に対する選挙啓発の提案を行いました。
発表は2回行います。1回目はこれまでのさまざまな機関における選挙啓発の取り組みを収集し、それらに対する課題意識を発表しました。2回目は、課題を乗り越えるための新しい企画を提案します。ポスター、SNS、動画などを用いたさまざまな企画案が出されました。
授業を受ける前の学生たちは「投票しましょう」と呼びかけられる側の存在でした。授業において、学生は「呼びかける側」の立場から考えることを求められます。何を呼びかけるのか、どのように呼びかけるのか、その内容はどのような制度的位置づけにあたるのか……。呼びかける側として考えなければならないことはとても多くあります。アイデアを発表するだけでなく、自分たちで試作品を制作し、提案内容を具体化します。
Member Growthメンバーの成長
経営学部 経営学科 高田 諒
自分たちの発表を「実際に仕事をしている人」に評価される、という初めての機会でした。1回目の発表では自分たちの伝えようと思ったニュアンスがうまく伝わらなかったので、2回目の発表では動画の見本を作って企画の具体例を示すようにしました。メンバー内で話し合うときには、自分の中にあるイメージを具体的な文章やスライドの例を作って、イメージが伝わるように工夫しました。
私の伸びた力! 伝える力
法学部 法律学科 入佐 殊華
私たちのチームはYoutube Shortsの動画を用いた選挙啓発を提案しました。チームで動画の見本を作成し、動画を作るために必要な準備なども選挙管理委員会にプレゼンしました。チーム内でする必要のある役割を列挙して、みんなで分担しました。授業以外の時間にもLINEグループで情報を共有して準備を進めていきました。
私の伸びた力! チームワーク力
茨木市選挙管理委員会 委員長 大根 輝男
学生からの提案は非常に新しい取り組みだと思ったが、実際に取り入れていくことができるか、まだまだ課題があると思いました。選挙啓発については、公的機関からの呼びかけだけでなく、身近な人間関係における「選挙に参加しよう」という雰囲気づくりが重要です。今回授業に参加した学生から、友だち同士で選挙や投票に関する話ができるようにしていって欲しいと思います。投票率があがっていくように、これからも一緒に考えていきましょう。
教員、企業・パートナーからのコメント