UH HAWAIIへの語学留学(NICEプログラム)
はじめに
私たちが2025年8月から9月の3週間、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島に位置するハワイ大学マノア校でのNICEプログラム留学で経験したことや学んだことなどをここに記しました。留学を検討している皆さんや海外に興味のあるみなさんのお役に少しでも立てれば幸いです。
ハワイでの生活
私たちは3週間、ホノルル地方にあるホームステイ先で、合計5人で共同生活をしました。大学内には食堂やファストフード店などの飲食店のほか、大学オリジナルのグッズを販売しているショップもあり、授業前後の時間を充実して過ごすことができました。ハワイ大学マノア校は、ホームステイの家からバスで約20分かけて通学していました。そこでは日本の他大学から留学に来ている学生と一緒に授業を受けました。初回のオリエンテーションで会話テストがあり、その結果でクラス分けが行われました。そのため自分のレベルにあった授業を受けることができました。また、少人数のクラスだったためグループワークやクラス内での発言がしやすい環境で授業を受けていました。
火曜日から金曜日は通常12:30から16:20のNICEプログラムの授業を受けました。毎週月曜日には課外活動があり、建造物や動物園の見学などに行きました。火曜日から金曜日の通常授業では、提示されたトピックに触れながら発音や表現などを学びました。ハワイ生活で活用できるフレーズをたくさん教わったため、放課後などで活用しながら英語を勉強していました。
休日の生活
土日の休日はホームステイ先のメンバーと一緒にアラモアナショッピングセンターで買い物をしたり、美味しいアサイーボウルを食べに行ったり、ワイキキビーチに行ったり、マーケットに行ったりと様々な過ごし方をしていました。中でも特に印象に残っていることは、ダイヤモンドヘッドに登ったことです。ホームステイ先の家の窓からダイヤモンドヘッドを毎日見ていたのと、また、テレビやネットでも何度も見ていたこともあり、ずっと登りたいと思い強い憧れを持っていました。通常、入山料の5ドルと事前の時間予約が必要なのですが、UHの学生証を受付で提示すると無料で入山でき、好きなタイミングで登ることができます。私たちは朝日が見たかったので朝早くに出発し、朝の7時半ごろに頂上にたどり着くことができました。30分ほどで登頂できたものの、急な坂や階段がたくさんあったので体力的にしんどく感じる部分もありました。ですが、頂上からの景色を見た瞬間、そのしんどさは一瞬で全て吹き飛びました。みんなで登って見たあの景色は一生忘れることがないと思います。そして、下山後は近くにあるスムージー屋でスムージーを購入し、みんなで飲みました。たくさん体力を使ったあとだったので、本当においしかったです。
フラダンスの授業
私たちがハワイ大学での授業の中で特に印象的だったことは、フラダンスの授業です。約8クラスある中から3クラスごとに大きい部屋に行き、2時間ほど授業がありました。日本ではあまり経験できないことだったため、とてもわくわくしました。授業内容はまずフラダンスの講師から様々なハワイ語や、フラダンスの歴史、それぞれの振り付けの意味などを教わりました。その後振り付けを覚えては通しで踊ることを繰り返しました。男女ともたくさんの日本人の生徒がいましたが、最初は恥ずかしがって、消極的になってしまっている人がたくさんいました。しかし、振り付けが増えて複雑になっていくことでクラスの子と協力して教え合い、最終的には全員が全力で楽しんでフラダンスに取り組むことができました。ハワイならではの文化を実際に体験できたと同時に、恥ずかしさを振り切って取り組むことで、クラスの人や先生と楽しい時間を過ごすことができ、忘れられない思い出になりました。
おわりに
私たちは今回の留学を通して非常に刺激的な経験をしました。留学生活初日は自分の英語力に自信がなく、自分から現地の人々に話しかけに行くことに抵抗があり、3週間も生活できるのか不安に感じていました。しかし様々な人との交流を通して、日本とは違う現地ならではの雰囲気や価値観を肌身で感じることで、英語力やコミュニケーション能力はもちろんですが、自分に自信を持つことができたことが、今回の留学で私たちにとって最も得たものでした。また、私たちは英語圏の国に行くこと自体が初めてだったこともあり生活の中で戸惑うことや不安に感じることもありましたが、同じ家で共同生活していた仲間と協力し合うなかで仲が深まり、協調性も高めることができました。勇気を出して今回のハワイNICE留学へ参加する決意をし、沢山の学びや気づきを得て終えることができてよかったと、私たち全員が心から思えました。






