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第 1 回日本スポーツ産業学会・関西セミナーに上田教授が登壇
掲載日時:2017年10月8日

10月1日(日)、追手門学院大阪城スクエアにおいて第1回日本スポーツ産業学会・関西セミナー(共催:大学スポーツ推進コンソーシアム in Kansai )「大学スポーツ改革と産業の関係性」が開催されました。


今回のセミナーでは、第1部の講演会に先立ち本学の社会学部教授で課外活動支援センター長の上田滋夢教授が登壇し、大学スポーツ改革の現状について説明を行いました。


その後、「大学スポーツ」に焦点を当て、スポーツ庁が推進する「大学スポーツ改革」に呼応した関西の動きの紹介や、スポーツと様々な地域企業や産業との関わりと発展、トップアスリート支援の最先端事例などが下記4名の先生方が語られました。


第 1 部 講演
①「大学スポーツ改革を受けた関西の動き」
  立命館大学スポーツ健康科学部長兼教授 伊坂忠夫 氏
  (公益財団法人 全国大学体育連合近畿支部長)


②「関西におけるスポーツ産業振興の取り組みについて」
  大阪商工会議所経済産業部ライフサイエンス振興担当課長 東 潤一 氏


③「大学スポーツの現場からの報告」
  阪南大学流通学部教授、同大学サッカー部監督 須佐徹太郎 氏
  ( 2015 ユニバーシアード・サッカー日本代表チームリーダー)


④「大学スポーツ改革の先端例ー DASH プロジェクトー」
  大阪体育大学教授兼学長補佐 藤本淳也 氏



第2部シンポジウムでは、上記4名の講演者をパネリストとし、上田教授がモデレーターとしてパネルディスカッションをリードしました。



現在スポーツは国家の成長戦略(内閣府,「日本再興戦略2016-第4次産業革命に向けて-2016)の中核として位置付けられています。とりわけ「大学スポーツ」はパラダイムシフトを迎え、2018年度中の日本版NCAA創設も踏まえて、「大学スポーツ改革」の話題は全国的な議論の中心となっています。本セミナーでは関西の大学、関西の視点から「大学スポーツ」を捉えています。「大学スポーツ」の産業化の是非を問うものではなく、「いかに大学スポーツ」が産業界にとって貴重で価値ある資源なのか」という活発な議論となりました。

 

大学スポーツ改革の関西のキーマンである立命館大学伊坂教授、日本のスポーツマーケティングの第一人者である大阪体育大学藤本教授、日本の大学スポーツ界の名将であり、大学教育の最前線におられる阪南大学須佐教授、スポーツ産業による関西経済の発展と安定の場所を創出されている大阪商工会議所の東氏らによるシンポジウムでは、


① 関西がモデルケースとなって大学スポーツの在り方を発信するプラットフォームの創出、

②産業界の大学の知財への希求。密に交流する場、スポーツ産業振興プラットフォーム「スポーツハブKANSAI」の始動、

③大学スポーツのチームを率い、学生連盟をマネジメントする立場からの現状報告や問題点などが挙がりました。

 

関西の主要大学スポーツ統括部局担当者や電通スポーツ局、関西経済同友会、大阪商工会議所や本学の院生、学部生、他大学の学生の方々にも参加して頂き、充実した時間となりました。大阪城が眼前に見渡せる大手前ホールでの開催ということもあり、参加者の皆様からは開口一番、本学院の教育の歩みに対する賛辞を多く頂きました。

 

本セミナーの開催にあたり、関係者の皆様には多大なるご尽力を賜り御礼申し上げます。また、本学の院生、学部生が準備、資料編集、作成、セミナー進行、懇親会の運営を行いました。そして、全ての参加者から賛辞を頂いたことが一番の成果でした。皆様、ありがとうございました。




▲大学スポーツ改革の現状について説明を行う上田教授



▲第2部のシンポジウムでモデレーターとして議論をリードする上田教授(写真左)


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