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コロナに負けるな!国際教養学部の学生が中学生の英語教育を支援
掲載日時:2020年11月26日

 追手門学院大学国際教養学部の学生が、門真市教育委員会が主催する「中学生めざせ世界へはばたけ!」事業に参画し、地域の国際化や英語教育の推進に協力しています。
 この事業には308人の中学生が応募し一次審査を通過した30人を対象に、11月21日(土)に第二次面接審査のための研修会が行われました。

 国際教養学部からは教育ボランティアとして4年生の笠谷周平さんと中本晴菜さん、3年生の西村堅さん、2年生の喜多村萌生さんと木村心之介さんの合わせて5人が参加しました。
 5人は門真市立中学校の英語教員と一緒に、コロナ感染対策を徹底した環境下で、二次試験突破を目指す中学生向けに英語による自己紹介やインタビュー試験のための集中研修を実施しました。

 学生達は1グループ3人の中学生を取りまとめ、中学生の不安を取り除いたり、英語での自己紹介をデモンストレーションしたり、中学生の質問に丁寧に答えたりするなど、90分の研修プログラムを運営しました。

 全員がオーストラリアをはじめとする海外留学経験者ということもあり、自らの留学経験を熱く語るなど海外に対する中学生の思いを後押していました。中学生たちも英語を自在に使うことができる大学生への憧れを強めているようでした。

 学生達は「中学生の緊張感を解きほぐしリラックスして英語で自分の意見を述べることができるよう工夫した」とか、「人種差別問題をテーマに自分の意見を率直に述べるなど、一次通過者の社会問題に対する高い関心や、強い意志を感じ、感銘を受けた」と感想を話し、「各自のテーマについて質問をした際は、少し嬉しそうに受け答えをしてくれて良かった。」と手ごたえも感じているようでした。

 また教職をめざしている学生は、”In the future, I’m thinking about becoming a teacher. Today I felt that teaching is fun and rewarding but challenging. I realized that I need more English skills and teaching skills, as well. I had a fantastic time with Kadoma students.” と、参加の意義を英語で表現してくれました。