追手門学院大学と宇治市役所は2017年に観光振興に関する協定を締結し、観光振興を基盤に教育、国際交流、人材育成などの分野で協力するとしています。
この協定に基づき12月16・17日と両日にわたって地域創造学部の自治体政策論の授業(藤原直樹先生担当)では、宇治市役所観光振興課から安留課長と西嶋様に教室へお越しいただき、宇治市の観光政策に関するご講義をいただきました。
参加した学生からは、
「宇治市が多くの観光名所をPRしている中で、積極的に外部コンテンツとのコラボレーションを企画されていることが特に印象に残った。例えば、京都府立山城総合運動公園で行われる野外ロックフェスティバルの「京都大作戦」や「響け!ユーフォニアム」の舞台めぐり及び限定特典や割引など、外部からの観光客を集めやすい要素を組み合わせている」
「街の活性化、観光促進のための取り組みとしてゲームというのは今まで考えたこともなかったが、幅広い世代が宇治市について深く知ることが出来る良い取り組みなのではと考える。実際にPR動画を視聴したのだが、宇治市の観光的な魅力だけでなく、宇治市の歴史や施設の概要がゲームをしながら身に付くため、宇治市に訪れてみたいという気持ちを彷彿とさせるものになっているのではと感じた」
といった感想がありました。
また、
「地方や海外から来る京都大作戦や京アニとのコラボ企画の際に宇治市観光やお茶の体験を加えたツアーを作るのはどうか」
「さまざまなタイプの宿泊施設を用意し、広報することで、宇治にも宿泊できるという情報を告知し、アジア圏だけでなく、欧米といった外国人観光客に宇治の街並みでの宿泊や飲食を夜まで行えることを広め、消費を促す」
といった政策提案が寄せられました。