追手門学院大学国際教養学部国際教養学科の学生6名が、2021年1月9日、日本観光経営学会第2回学生研究発表大会にて研究発表を行いました。参加した学生は、「観光ホスピタリティ英語研究会」に所属する3年生5名と4年生1名の3チームです。
発表内容は、「安心・安全な食の提供を目指したメニューの要素 -訪日ムスリムを対象としたアンケート調査-」、「ニューノーマル時代の観光への提言 -フードロス削減アプリ『TABETE』の評価分析から-」、「訪日米国人観光客の期待に関する一考察 -娯楽等・サービスの調査結果より-」で、それぞれ、学会長賞、特別賞、奨励賞を受賞しました。
以下は、特別賞を受賞した津田栞さんの報告書です。
今回の論題のテーマは「ニューノーマル時代の観光経営」だったのですが、なかなか内容がまとまらず、何回も話し合いを重ね、とても苦戦しました。内容がまとまった後は、論文を作成し始めましたが、私は観光経営学会に参加経験がないので、論文作成にあまり慣れておらず、論文にふさわしい言葉選び、文章の構成、表記の仕方にたいへん苦労しました。しかし、経験のあるメンバーに助けられ、協力し、なんとか論文を仕上げることができました。
論文の執筆が終了すると、パワーポイントを作成し、発表の準備を始めました。私たちは本番の学会発表の前に2回ほど他のグループと自分たちの研究について発表し合いました。その際に、当日はオンラインでの発表なので、「上手く接続できるか」「どのように発表すればスムーズにいくのか」を確認していきました。また、他のチームの発表を見て良いところを参考にさせてもらったり、より良い発表になるように先生方や他のチームのメンバーからアドバイスをもらったりし、着実に当日に向けての準備が進んでいきました。
発表当日は発表準備をしっかりやっていたこともあり、少し緊張しましたがリラックスして発表することができました。発表後に発表内容について質問され、戸惑いましたが、準備をしっかり行っていたので答えることができました。結果は論文の内容だけで評価されるのですが、当日の発表が良かったことから評価され、「特別賞」をいただくことができました。自分たちのこれまでの活動が認められたことがとても嬉しく思い、手ごたえを感じ、これからの活動への自信にもつながりました。
私はこの経験を通してたくさんのものを得ることができました。論文の作成力、メンバー同士で協力する力、準備の大切さなど、どれもこれから大切なものばかりです。また賞をいただいたことから、自分たちのこれまでの活動が認められたことを嬉しく思い、手ごたえを感じ、これからの活動への自信にもつながりました。そして、こんな素敵な経験をする機会を与えていただいた先生方にとても感謝しています。この経験を活かしてこれからの大学生活を過ごしていきたいと思います。