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第一回国際教養学部杯「OIDAI SDGs イニシアティブ」プレゼンテーションコンテスト開催
掲載日時:2021年11月4日

 10月16日(土)、総持寺キャンパスにて第一回国際教養学部杯「OIDAI SDGs イニシアティブ」プレゼンテーションコンテストが開催されました。


コンテストは「SDGsについて理解を深め、みんなでいっしょに追大と社会を変えよう!」をテーマに、パワーポイントの資料はもちろん、発表や発表後の質疑応答も全て英語で行われました。もっともこのコンテストは、英語力だけを競うものではありません。

発表内容の強いメッセージ性、そしてそれを伝えようとする伝達力が総合的に評価されます。


 参加者の一人であるYang Yuhan(国際教養学科4年生)さんは、追大での多様な学びや、今日の社会背景を反映させながら、オンラインで中国の北京からプレゼンを行いました。

コンテストに参加した1年生から4年生までの学生は、自分たちのアイディアや提言をパワーポイントにまとめ、4名の審査員の前で発表しました。


 SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中で、今年は以下の3つのアジェンダが課題として指定されました。


  ①SDG 5: 「ジェンダー平等を実現しよう」(Gender Equality)

  ②SDG 8: 「働きがいも経済成長も」(Decent Work and Economic Growth)

  ③SDG16: 「平和と公正をすべての人に」(Peace, Justice and Strong Institutions)



参加者と審査員の集合写真

左側オンラインで発表するYangさん


 発表では、COVID-19の影響下における働き方や労働の意識自体の改革が必要であるという主張や、ジェンダー平等を意識し実現するためのアプリ開発のアイディア、そして日本語教育のサポートが必要な児童に向けたプロジェクトの発足などが提示されました。


 学生自身や家族の経験など、わかりやすいエピソードを用いて、SDGsを他人ごとではなく当事者として受けとめ、理解し、取り組もうとする参加者たちの姿勢が印象的でした。

 また写真やグラフなどを効果的に用いたスライドをデザインするなど、効果的にメッセージを伝える工夫がなされていました。


 4名の審査員がメッセージ内容と構成、伝達力、英語、質疑応答を総合的に評価した結果、以下の2組が決勝へ進出することになりました。

決勝は10月31日に総持寺キャンパスで行われる予定です。


1組目:国際教養学科1年 平山柊、國枝高嗣、寺本和奏

2組目:国際教養学科3年 喜多村萌生


効果的なスライド