8月29日(木)、追手門学院大学理工学部(2025年4月開設)に着任予定の高見 剛教授が研究代表を務める「広帯域電気伝導計測によるイオン伝導の理解と制御」研究プロジェクトのキックオフが総持寺キャンパスで行われました。
本研究プロジェクトは、「全固体フッ化物イオン電池」における固体電解質のフッ化物イオン伝導率向上を念頭に、テラヘルツ時間領域分光法などを用いた高周波領域におけるイオン伝導の定量評価手法の検証と確立を目指します。
なお、8月1日より本学に設立された共創的研究推進センターの共創的研究奨励費制度の採択を受けスタートするもので、追手門学院大学をはじめ大学、企業、行政が連携して研究を推進します。
キックオフでは、金政 祐司副学長の挨拶から始まり、高見教授からプロジェクトの狙いや方向性を説明したのちに、研究分担者、協力者、アドバイザーがそれぞれ専門分野を発表しました。
<プロジェクト参加者>
【研究代表者】
・追手門学院大学 理工学部 電気電子工学科 (2025年4月開設/着任予定):高見 剛 教授
【研究分担者】
・日本大学 医学部医学科:井上 亮太郎 准教授
・名古屋大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所 マテリアルDX研究部門:旭 良司 教授
・株式会社クオルテック 研究開発部:中島 稔
【研究協力者】
・名古屋大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所 マテリアルDX研究部門 :KUTANA Alexander 特任准教授
【アドバイザー】
・アメテック株式会社 AMT事業部:柿部 策
・滋賀県工業技術総合センター:山本 典央
【研究補助】
・国際教養学部(4年):木村 知里
・心理学部(2年):鳥山 栞
(写真上段左から、高見教授・旭教授・ALEX特任准教授・金政副学長
写真下段左から、柿部氏・山本氏・中島氏・木村さん・鳥山さん・井上准教授)