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2024年度学位授与式を挙行
掲載日時:2025年3月18日

 2024年度学位授与式を茨木安威キャンパスで挙行し、学部・大学院生合わせて1,777人が追手門学院大学を卒業しました。
 今年度は6学部3研究科が午前と午後の部に分かれ式典を行い、 午前の部では、卒業生総代の国際教養学部 国際日本学科 藤田皓基さんと現代社会文化研究科 臼井千佳さんに、午後の部では経済学部 経済学科 岩口智洋さんと経営・経済研究科 GAO WENJING(こう ぶんせい)さん、経営・経済研究科 薗諸栄さん(博士後期課程)に真銅正宏学長から学位記が手渡されました。

(午前の部)学位記を受ける国際教養学部 藤田皓基さん

(午前の部)学位記を受ける現代社会文化研究科 臼井千佳さん

 真銅正宏学長は式辞で本学1期生で芥川賞作家である宮本輝さんが卒業後の大変な時期を、小説を書き続けることで乗り越えたことに触れ「みなさんも宮本輝さんの小説執筆を続けることができた何かを探しあて、ぜひそれを続けてください。」と話しました。

 また、宮本輝さんの著書「三十光年の星たち」から「現代人には二つのタイプがある。見えるものしか見ないタイプと、見えないものを見ようと努力するタイプだ。きみは後者だ。現場が発しているかすかな情報から見えない全体を読み取りなさい」という1節を紹介し、「自分で考え見えないものまで見ようと努力してください。そうすればおのずと道が開けます。追手門学院大学で学んだことを忘れず、これからも一生何かを学び続けてください。学ぶことを忘れたらいつでもここに確かめに帰ってきてください。ここは皆さんの母校ですので」と、はなむけの言葉をおくりました。

式辞を述べる真銅 正宏学長

 田口順一 理事長はこれから社会に出ていく卒業生に向けて、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手や企業で活躍する本学の卒業生を例に挙げ 「門出の今日、少し立ち止まり、人生をかけて挑戦する高い志をたてていただきたい。社会で活躍している先輩方は高い目標を立て、諦めずに毎日努力し、前進していく中で成功をおさめてきました。」 と高い志を掲げ努力をし続けていく大切さを話しました。
 最後に、卒業生に向け「皆さんがこれから社会で大きく活躍されることを心から祈念しています。追手門学院はみなさんをいつまでも応援しつづけています」と激励の言葉を送りました。

祝辞を述べる田口 順一理事長

式典の様子①

式典の様子②