プレスリリース No.08
(OTEMONVIEW No.83)
2024年06月13日配信
ニュースを教育・研究の視点から発信するOTEMON VIEW
災害財政にみる国と地方のゆれる天秤、
日本の災害復興財政のいま
大学公式 HP 特設サイトOTEMON VIEWから【No.083】の配信です。
●今回のテーマは「 災害財政 」
被災地域の復興をいかに国が支援するかという「災害財政」は、災害大国といわれる日本において、常に考え続けなければならない国家的、社会的な課題でもあります。
経済学部・細井雅代教授は、今年2月に刊行した単著『地方財政改革(1989~2019年):統治の観点と自治権の確保』(2024年2月、日本経済評論社)において、地方財政改革の変遷を概観し、国家統治とバランスのとれた地方分権のあり方を、地方財政制度の運用の文脈から提言しています。今回は同書でも言及している「災害対応の財源スキームとその役割」について、戦後からの変遷や平成期の震災から紐解いていきます。
【記事URL】
https://newsmedia.otemon.ac.jp/3315/
【ポイント】
戦後から発展した災害財政制度
〇2本立ての財源スキームで地方負担を軽減
〇被災地域の持続可能性を残すために
平成期の災害財政制度や被災者支援の変化
〇東日本大震災は、災害財政の到達点
〇阪神・淡路大震災を教訓にした生活再建への視点
能登半島地震から実現したい新たな支援の形
〇生活再建を目的とした被災者支援制度の拡充
〇地域発信で考える、生活再建となりわい再建の重要性
〇災害財政と生活再建支援の両輪で復興を加速させる
記事イメージ
●OTEMON VIEWとは
学校法人追手門学院は大学公式HPに特設サイト「OTEMON VIEW」 を開設しています。
https://newsmedia.otemon.ac.jp/
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