ホーム>新着情報>プレスリリース>【追手門学院No.52】天皇葬礼における「公」と「私」。 古代から現代までの歴史的変遷をたどる

プレスリリース No.52

(OTEMONVIEW No.95)

2025年02月27日配信

ニュースを教育・研究の視点から発信するOTEMON VIEW  

天皇葬礼における「公」と「私」。古代から現代までの歴史的変遷をたどる

 
 

大学公式 HP 特設サイトOTEMON VIEWから【No.95】の配信です。

 

●今回のテーマは「天皇葬礼」
 

 天皇の葬礼は神道や仏教といった宗教、時代背景や社会情勢などによってさまざまに変化してきました。たとえば土葬か火葬か、埋葬の方法も時代によって異なります。
 戦後「開かれた皇室」として、私たち国民も皇室のことをある程度は知ることができるようになってきましたが、こと葬礼に関しては知られていないことも多くあるようです。今回は、朝廷儀礼に詳しく『中世天皇葬礼史』(戎光祥出版 2020)などの著書がある文学部・久水俊和准教授による天皇葬礼の歴史解説です。


【記事URL】
https://newsmedia.otemon.ac.jp/3639/


【ポイント】

【古代】天皇葬礼は国家的な弔い
〇火葬への転換。衰退する殯儀礼と薄葬(はくそう)の始まり
【中世】「天皇葬」から「ただ人葬」へ。“死なない天皇”の出現
〇中世では“天皇の死”は許されなかった!?
【近世以降】“死ぬ天皇”への回帰
〇江戸初期、火葬から土葬へと転換
〇明治維新を経て、再び国家的儀礼としての葬礼へ

これからの天皇葬礼のあり方について

〇検討が重ねられる「火葬」「陵墓」「殯」と公私行事

記事のイメージ

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