活動内容
活動内容
-
1.研究
-
1.環境研究的方法
一般健常児を取り巻く地域社会・学校・家庭などにおける環境的な条件およびシステムについて研究し、それぞれの集団のもつ教育機能を明らかにすべく研究を行います。
-
2.発達研究的方法
幼児から老人まで各発達段階における人格形成の特徴について明確にするとともに、それぞれの発達段階において特に取り上げられる病理・障害についてその対処方法のモデルを構築するために研究を行います。
-
3.事例研究的方法
心の相談室における心理臨床の相談事例を通して、心理臨床の現場のみならず、学校・家庭での心理的問題への対処方法について考察し、不適応事例への対応方法に対するモデルの構築を行います。
-
2.心理臨床相談
-
1.カウンセリングおよび心理療法
幼児における発達遅滞、子育て不安、児童虐待、いじめ、不登校、成人における引きこもり、薬物依存症、うつ症状など各年齢段階の各症状に対応して、遊戯療法、カウンセリングなどを行います。
-
2.教育相談
心理的・教育的な種々の問題をもつ子どもに関わっている教師や諸機関の指導者に対してコンサルテーションを行います。
-
3.心理臨床アセスメント
心理的な諸問題を理解し早急な対処を行うための資料を提供するために、種々の心理テストによるアセスメントを行います。
-
3.教育
-
1.臨床心理学の大学院でのカリキュラムに基づき、臨床心理学の学問的な基礎を十分に作るとともに、人間理解のために広く心理的な知識の習得を行います。
-
2.臨床心理学のカリキュラムの習得を行いながら、専門家としての自己分析を行うことにより、臨床家としての深い自己洞察をします。その基礎の上に、心理臨床実習に関するカリキュラムに基づき、心理臨床実践を通して臨床実践家としての訓練を行うと同時に、個別指導体制を基礎にして、事例検討を基にした指導を行います。
-
3.地域社会・学校において観察、調査等による資料の収集を行うとともに、資料の分析・検討をおこない、論文の作成をします。その過程を通して、研究者としての修練を行います。
4.成果の公開
-
1.公開シンポジウム
-
2.公開講演
-
3.研修会
-
などを通じて広く、研究成果についての公開をおこなうとともに、ホームページ、紀要、報告書などによる研究成果の公開を行います。